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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 19 /血液2

骨髄異形成症候群 (吉田 弥太郎 編集)



 最近「骨髄異形性症候群」は比較的ポピュラーになってきました。成人や高齢者での原因不明の血球減少例の内、なかりの例が「骨髄異形性症候群」であること、高齢者を中心に患者数が増えていることなどから注目されています。実地医家の方も本症候群と出会うケースも大きくなっています。しかし、本疾患の原因は未だ明らかではなく、予後も悪い疾患です。
 本書は研究が進むにつれて次第に全貌が明らかになりつつある「骨髄異形性症候群」について、専門医が分かり易く解説しました。
 現在行われている最高水準の診断・治療の情報を経験豊富な専門医の執筆でお届けする第一線実地医家には必読の実用書です。


論文題名

著者所属

著者名

武田総合病院 吉田弥太郎
第1章 骨髄異形成症候群の概念・定義
概念・定義・分類 武田総合病院 吉田弥太郎 9
疫学 日本医科大学 緒方清行 15
治療誘発性MDS 京都府立医大 谷脇雅史 23
小児MDS 東京大学 真部淳 32
第2章 骨髄異形成症候群の病理・病態生理
血球のクローン性 秋田大学 三浦偉久男 43
遺伝子異常 獨協医科大学 三谷絹子 51
染色体とテロメア 東京医科大学 大屋敷純子 58
アポトーシス 岩手医科大学 小宅達郎ほか 65
サイトカインと骨髄基質 広島大学 木村昭郎 75
免疫異常 金沢大学 中尾眞二 83
第3章 骨髄異形成症候群の診断
血球異形成の診断 長崎大学 栗山一孝 92
検査所見からみたMDSの診断 川崎医科大学 通山薫 102
骨髄細胞密度の評価 長崎大学 対馬秀樹ほか 109
診断基準 NTT関東病院 浦部晶夫 115
鑑別診断 名古屋大学 村手隆 120
第4章 骨髄異形成症候群の管理・治療
MDS診療における感染症の管理・治療 武田総合病院 大野仁嗣 129
QOLを重視した補助療法 倉敷中央病院 上田恭典 138
治療薬剤:
 (1)免疫抑制療法 蒲田総合病院 嶋本隆司ほか 146
 (2)MDSのサイトカイン療法 埼玉医科大学 別所正美 155
 (3)MDS特にRAに対する在来薬物療法 東京女子医科大学 泉二登志子 163
抗アポトーシス療法 東京医科大学 宮澤啓介ほか 170
化学療法:
 (1)標準的化学療法 近畿大学 金丸昭久 184
 (2)低用量化学療法 東京都老人医療センター 大田雅嗣 194
分化誘導療法 慶應義塾大学 淡谷典弘ほか 202
幹細胞移植療法 九州大学 下田和哉ほか 209
経過・予後 東京医科大学 大屋敷一馬ほか 217
医療経済 東京女子医科大学 寺村正尚ほか 229
第5章 骨髄異形成症候群のガイドライン
骨髄異形成症候群のガイドライン作りに向けて 東海大学 堀田知光 236
座談会 骨髄異形成症候群の診断・治療における最近の話題
長崎大学 朝長万左男 245
東京医科大学 大屋敷一馬
  東海大学 堀田知光  

(司会)

武田総合病院 吉田弥太郎  

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