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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 22 /神経3

アルツハイマー型認知症 改訂第2版  (田平 武  編集)



 10年前は65歳以上の高齢者に占める認知症の割合は6.7%と推計されていましたが,現在は14.7%と2倍以上になっており,認知症予備群と言われる軽度認知機能障害も含めると65歳以上の4分の1が認知症とその予備軍になると言われております.また認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症に対して,アミロイド仮説に基づく治療薬の開発が行われてきましたが,相次いで開発中止となり,現在はオリゴマーを標的とする治療法の開発が進んでいます.
 本誌ではアルツハイマー型認知症の病因・病態生理,最新の画像診断やバイオマーカーによる診断,更には最新の治療法を網羅しました.また巻末には「アルツハイマー型認知症:治験結果から今後を展望する」と題した座談会も載せております.
 この分野の成書として是非ご一読ください.

論文題名

著者所属

著者名

順天堂大学 田平 武
眼で見るアルツハイマー型認知症 順天堂大学 田平 武
第1章 概念・定義・疫学
認知症・アルツハイマー病の概念と定義 筑波大学 朝田 隆 13
疫学 東北大学 赤沼 恭子ほか 20
第2章 病因・病態生理
病理 東京都医学総合研究所 秋山 治彦 29
病態発症機構 理化学研究所 佐藤 亘ほか 40
危険因子−遺伝 新潟大学 池内 健 48
危険因子−環境 九州大学 大八木 保政 59
第3章 診断
臨床症状と新たな診断基準 東京医科大学 羽生 春夫 65
評価スケールとスクリーニング 島根大学 山口 修平 73
軽度認知障害(MCI)、発症前アルツハイマー病(PCAD) 東京都健康長寿医療センター 石井 賢二 83
認知症の画像診断 国立精神・神経医療研究センター 松田 博史 92
バイオマーカー 弘前大学 東海林 幹夫 100
新しい画像診断−アミロイド・タウイメージング− 放射線医学総合研究所 丹羽 文俊ほか 109
鑑別診断 秋田県立脳血管研究センター 山ア 貴史ほか 119
第4章 治療とケア
包括医療・連携 国立長寿医療研究センター 遠藤 英俊 131
薬物療法
 中核症状 順天堂大学 田平 武 138
 BPSD 順天堂大学 新井 平伊 146
 漢方・サプリメント 東京医科大学 金谷 潔史 153
非薬物療法 愛媛大学 谷向 知ほか 160
新規治療薬開発の展望(免疫療法を中心に) 佐賀大学 原 英夫 169
経過・予後 大分大学 松原 悦朗 177
社会資源 三宅 貴夫 184
医療経済,施策 環境省 難波 吉雄 194
第5章 ガイドライン
治療ガイドライン 鳥取大学 中島 健二 202
座談会
アルツハイマー型認知症:治験結果から今後を展望する 大阪市立大学 森 啓 208
東京大学 岩坪 威
(司会) 順天堂大学 田平 武

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