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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 28 /循環器4

期外収縮・発作性頻拍 (井上 博 編集)



 心房性と心室性を合わせた期外収縮は、診療現場で遭遇する最も頻度の高い不整脈です。一方、発作性頻拍は、期外収縮ほど頻度は高くありませんが、強い自覚症状のためにQOLの低下が著しく、最悪の場合には死に至ります。このように期外収縮・発作性頻拍は心房細動に劣らず重要な不整脈です。その治療にあたっては、患者に必要以上に精神的負担をかけることなく、基礎疾患の有無・種類・重症度、心臓の状態、環境因子などを見極め、患者ごとに適切な治療法を決定することが重要です。 本書は、期外収縮・発作性頻拍の概念、疫学から病理・病態、診断、治療まで最新の情報を提供しています。また、巻末の座談会も大変興味ある内容です。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

富山医科薬科大学 井上 博
第1章 期外収縮・発作性頻拍の概念・定義と疫学
概念・定義 岡山大学 湯本 晃久ほか 9
疫学 日本医科大学 新  博次  17
第2章 期外収縮・発作性頻拍の病理・生理病態
基礎疾患 順天堂大学 関田  学ほか  24
発生機序 弘前大学 佐々木真吾ほか  32
QT延長症候群 滋賀医科大学 堀江  稔 39
自律神経の関与 富山医科薬科大学 藤木  明 43
第3章 期外収縮・発作性頻拍の診断
診断・検査の進め方 国立循環器病センター 鎌倉 史郎 51
幅の広いQRS波の鑑別 山口大学 清水 昭彦ほか  59
ホルター心電図 東海大学 田邊 晃久 70
電気生理検査
 (1)上室頻拍 (財)結核予防会 鈴木 文男 79
 (2)心室頻拍 北里大学 庭野 慎一 89
その他の検査 都立広尾病院 手島  保ほか 95
第4章 期外収縮・発作性頻拍の管理・治療
管理治療の基本方針 済生会中央病院 三田村 秀雄 100
薬物療法
 (1)薬剤の選択基準 東邦大学 杉  薫  107
 (2)薬効の評価法 大分大学 高橋 尚彦ほか  116
 (3)T群抗不整脈薬の使い方 名古屋掖生会病院 加藤 林也  122
 (4)V群抗不整脈薬の使い方 新潟大学 池主 雅臣ほか  129
 (5)β遮断薬、Ca拮抗薬の使い方 昭和大学 小林 洋一 137
頻拍発作の停止方法
 (1)薬物療法 帝京大学 村川 裕二 148
 (2)非薬物療法 榊原記念病院 梅村  純 155
非薬物療法
(1)カテーテルアブレーション
  @上室頻拍 東京医科歯科大学 平尾 見三 161
  A心室頻拍 新潟大学 相澤 義房ほか 174
 (2)心室頻拍の外科療法 日本医科大学 新田  隆 183
 (3)植え込み型徐細動器 日本医科大学 小林 義典 191
基礎疾患などを有する心室性不整脈の管理・治療
 (1)QT延長症候群 国立循環器病センター 清水  渉 199
 (2)心筋梗塞と心室性不整脈 埼玉医科大学 加藤 律史ほか 207
 (3)心不全と心室性不整脈 国立循環器病センター 相原 直彦 215
 (4)肥大型心筋症と心室性不整脈 筑波大学 青沼 和隆ほか 222
日常生活の管理 慶應義塾大学 神吉 秀明ほか 229
心室性不整脈と生命予後 (財)心臓血管研究所 山下 武志 236
無症候性WPWの自然歴と対策 新村病院 新村 一郎 245
医療経済:薬物治療と非薬物治療 東京女子医科大学 上塚 芳郎ほか 255
第5章 期外収縮・発作性頻拍のガイドライン
上室期外収縮・頻拍のガイドライン 日本医科大学 加藤 貴雄  264
心室期外収縮・頻拍のガイドライン 藤田保健大学 渡邉 英一ほか  274
座談会 心室性不整脈の治療の現状と展望
東京済生会中央病院 三田村秀雄 287
埼玉医科大学 松本 万夫

(司会)

富山医科薬科大学 井上  博  

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