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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 32 /精神2

統合失調症 (上島 国利 編集)



 統合失調症の原因や病態はいまだ不明ですが、画像研究の発展に伴い、統合失調症における脳の形態的・機能的変化が徐々に解明されつつあります。また、非定形型抗精神病薬の開発により副作用が少なく臨床効果の期待できる薬物療法が行われるようになりました。 一方、統合失調症と呼称変更されたことにより、一般の人々にも本疾患が正しく理解され始めています。さらに、ノーマライゼーションの考え方が少しずつ浸透し、障害者が症状や障害を持ちながらも地域で生活できる環境も整いつつあります。
 本書は統合失調症の概念・定義から診断・治療までを網羅するとともに、マネージメント、心理社会的療法および地域リハビリテーションの項を設けて、一歩進んだ内容になっています。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

昭和大学 上島 国利
第1章 統合失調症の概念・定義と疫学
概念・定義 慈雲堂内科病院 森本 陽子ほか 9
疫学 長崎大学 中根 秀之ほか  21
第2章 統合失調症の病理・病態生理・成因
遺伝 帝京大学 赤羽 昇寿ほか  32
神経化学 東京医科歯科大学 車地 暁生 39
精神生理 金沢大学 東間 正人 48
脳画像 横浜市立大学 平安 良雄ほか 55
神経心理学 慶應義塾大学 根本 隆洋 67
発達障害仮説 獨協医科大学 秋山 一文ほか 73
第3章 統合失調症の診断
診断 飯田橋ガーデンクリニック 立山 萬里 81
症状評価尺度および臨床心理検査 熊本大学 橋本  聡ほか 89
鑑別診断 横浜市立大学 樋山 光教 95
第4章 統合失調症の管理・治療
マネージメント 桜ヶ丘記念病院 佐藤 忠彦ほか 104
薬物療法 昭和大学 渡邉 雅幸  113
心理社会的療法 高知大学 下寺 信次 125
地域リハビリテーション 緑ヶ丘病院 伊藤 哲寛 132
経過・予後 国見台病院 岩舘 敏晴 141
統合失調症の経済的側面 慶應義塾大学 山内 慶太 148
第5章 ガイドライン
治療ガイドライン 東北福祉大学 佐藤 光源 155
座談会 統合失調症の今
富山医科薬科大学 倉知 正佳 161
慶應義塾大学 水野 雅文

(司会)

昭和大学 上島 国利  

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