目次

最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 33 /循環器5

慢性心不全 (堀 正二 編集)



 社会の高齢化に伴い、慢性心不全はますます増加することが予想されます。病因疾患としては心筋梗塞、心筋症などが大半を占め、病態は心機能の低下が主要なものになっています。近年、左室収縮機能低下のみられない拡張不全が30〜40%を占めることが指摘され、注目されています。治療は、心機能のサポートではなく、ACE阻害薬やARB、β遮断薬などによる心筋障害因子の抑制にその重点が置かれ、成果も上げてきました。一方、心室同期ペーシング、補助循環、そして再生医療にも注目が集まっています。
 本書は慢性心不全の概念、疫学から標準的診断・治療さらに再生医療までを網羅し、一歩進んだ内容になっています。是非ご一読ください。
   

論文題名

著者所属

著者名

大阪大学 堀  正二
第1章 慢性心不全の概念・定義と疫学
概念・定義 国立循環器病センター 友池 仁暢 9
疫学 国立国際医療センター 眞茅 みゆきほか  14
第2章 慢性心不全の病理・病態生理
病理 順天堂大学 山田 京志ほか  21
病因 京都大学 松森  昭 31
病態生理 国立循環器病センター 中野  敦ほか 38
第3章 慢性心不全の診断
診断 北里大学 品川 弥人 52
検査所見 滋賀医科大学 蔦本 尚慶ほか 59
画像所見 兵庫医科大学 合田 亜希子ほか 68
鑑別診断 東京医科大学 高田 佳史ほか 78
第4章 慢性心不全の管理・治療
管理・治療の基本方針 神戸大学 新家 俊郎ほか 86
内科医から見た非薬物療法 横浜市立大学 甲斐 久史ほか 95
基礎療法 桜ヶ丘記念病院 百村 伸一 101
治療薬剤:  
 (1)基礎治療 福島県立医科大学 矢尾板浩幸ほか 111
 (2)不整脈治療 慶應義塾大学 萩原 陽子ほか 119
心臓再同期療法
(Cardiac Resynchronization Therapy:CRT)
東京女子医科大学 松田 直樹 130
温熱療法 鹿児島大学 池田 義之ほか 140
リハビリテーション・運動療法 国立循環器病センター 後藤 葉一 149
外科療法:
 (1)補助循環 埼玉医科大学 許  俊鋭 160
 (2)心臓移植 大阪大学 福嶌 教偉 168
再生医療 京都府立大学 高橋知三郎ほか 176
医療経済 東京大学 興梠 貴英ほか 184
第5章 慢性心不全のガイドライン
ガイドライン 山口大学 大草 和子ほか 193
座談会 慢性心不全治療の新しい展開
東京大学 永井 良三 203
久留米大学 今泉  勉

(司会)

大阪大学 堀   正二  

その他の循環器シリーズ
循環器1  急性心筋梗塞 改訂第2版
循環器2  心房細動 改訂第2版
循環器3  高血圧 改訂第2版
循環器4  期外収縮・発作性頻拍
循環器6  大動脈瘤・大動脈解離 改訂第2版
循環器7  急性冠症候群
循環器8  二次性高血圧
循環器9  心筋症
循環器10 閉塞性動脈硬化症
循環器11 心臓突然死
循環器12 狭心症
循環器13 弁膜疾患
循環器14 静脈血栓塞栓症・下肢静脈瘤

別冊タイトル一覧に戻る

HOME