目次

最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 47 /精神4

摂食障害 (切池 信夫 編集)



摂食障害には神経性食思不振症(拒食症)と神経性過食症(過食症)の2つの病態がありますが、全く別の疾患ではなく相互に移行したり重複したりすることがあります。
 拒食症の患者は活発で治療を拒否し、自分は異常だとは認めません。他方、過食症の患者は無気力で治療を求め、自分が異常だと自覚しています。心身のストレスやダイエットが食行動の変調を来たすのだと考えられています。
 治療は精神療法が主体となりますが、心身の症状を軽減するために薬物療法も有効です。また、摂食障害では栄養指導も重要な治療法になります。
 本書では概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で摂食障害のすべてが分かる内容です。 是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

大阪市立大学 切池 信夫 
第1章 概念・定義
接触障害の概念と歴史 大阪市立大学 切池 信夫  9
摂食障害の疫学 烏丸御池中井クリニック 中井 義勝 17
第2章 病理・病態
摂食障害の臨床症状 大阪市立大学 山田  恒 25
身体合併症と精神合併症(併存症も含む) 東京大学 瀧本 禎之 33
病因と発症機序 大阪市立大学 井上 幸紀 42
第3章 診断
診断 国立精神・神経センター 小牧  元 49
摂食行動異常の評価 大阪市立大学 永田 利彦 62
検査(心身疾患の除外診断と身体合併症) 福岡徳州会病院 原  健 ほか 69
第4章 管理・治療・予防
初診時の対応 大阪市立大学 切池 信夫 76
摂食障害の外来治療 自由が丘高木クリニック 高木 州一郎 81
内科入院治療 政策研究大学院大学 鈴木 真理 88
精神科入院治療-精神科医の立場から- 大阪市立大学 永田 利彦 97
摂食障害の薬物療法 広島大学 岡本 百合 104
個人精神療法 京都府立医科大学 山下 達久 111
行動療法 司誠会野上病院 成尾 鉄朗 117
認知行動療法 千葉大学 中里 道子 127
対人関係療法 水島広子こころの健康クリニック 水島 広子 133
家族への接し方と家族療法 中村心理療法研究室 中村 伸一 140
摂食障害の集団精神療法 鈴木メンタルクリニック 鈴木 健二 146
栄養治療 国立国際医療センター 苅部 正巳 154
小児の治療 北海道大学 傳田 健三 163
無月経の治療 千葉西総合病院 廣瀬 一浩 171
摂食障害のリハビリテーション 久里浜アルコール症センター 武田  綾 179
経過・予後 九州大学 雨宮 直子ほか 185
学校保健 東京都精神医学総合研究所 西園マーハ文 192
自助グループ・家族の会 神戸女学院 生野 照子 199
第5章 ガイドライン
摂食障害プライマリケアのための診断治療ガイドラインの試み 国立精神・神経センター 石川 俊男 207
座談会
摂食障害の治療と治療ネットワーク 大阪市立大学 切池 信夫 215
烏丸御池中井クリニック 中井 義勝
政策研究大学院大学 鈴木(堀田)真理

その他の精神シリーズ
精神1 気分障害 躁うつ病 改訂第2版
神経2 統合失調症
神経3 パニック障害
神経5 睡眠・覚醒障害
神経6 認知症
精神7 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
精神8 心身症
精神9 アルコール依存症


別冊タイトル一覧に戻る

HOME