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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 50 /消化器7

肝 癌 (坪内 博仁 編集) 



 肝癌による死亡者数は横ばい状態ですが、罹患率は今なお若干増加傾向にあります。主として肝炎ウイルスによる慢性肝障害を背景病変としますが、生活習慣の欧米化に伴い非アルコール性脂肪肝炎に起因する肝癌の増加が予想され、その対策が課題となっています。しかし、診断・治療法の進歩により肝癌患者の予後は大きく改善されました。肝移植も保険適応になっています。また、肝癌診療ガイドラインが普及し、高い評価を得ています。
 本書では概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で肝癌診療のすべてが分かる内容です。巻末の座談会では、治療に重点をおいて現況と展望が熱く語られています。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

鹿児島大学 坪内 博仁
第1章 概念・病因と疫学
概念・病因 大阪大学 藥師神 崇行ほか 9
疫学 長崎医療センター 八橋 弘ほか 17
第2章 病理・病態生理
肝癌の病理 久留米大学 中島 収ほか 25
発癌機序 熊本大学 佐々木 裕 33
病態生理 鹿児島大学 井戸 章雄 43
第3章 診断
血液検査 昭和大学 江口 潤一ほか 48
腫瘍マーカー 新潟大学 青柳 豊 56
画像診断
 (1) 超音波検査 東京医科大学 今井 康晴ほか 65
 (2) CT・MRI 金沢大学 南 麻紀子ほか 72
病期分類 宮崎医療センター 堀  剛 81
肝腫瘤性病変の鑑別診断 順天堂練馬医院 大久保 裕直ほか 89
第4章 管理・治療
肝発癌の予防 済生会吹田病院 岡上 武 101
肝癌の早期発見 山形大学 斉藤 孝治ほか 108
内科的治療:
 (1) PEIT・RFA・MCT 武蔵野赤十字病院 泉 並木 115
 (2) TACE 国立がんセンター 高安 賢一 122
 (3) リザバー動注化学療法 久留米大学 安東 栄治ほか 131
 (4) 肝細胞癌に対する全身化学療法 済生会新潟第二病院 石川 達ほか 140
外科療法:
 (1) 肝切除 東京医科歯科大学 中村 典明ほか 151
 (2) 肝移植 京都大学 高田 泰次ほか 159
特殊な治療 東京医科大学 池上  正ほか 166
進行肝癌の治療 金沢大学 山下 竜也ほか 177
肝細胞癌の経過・予後 順天堂大学 市田 隆文ほか 185
抗ウイルス薬による再発予防 虎の門病院 池田 健次 192
肝癌治療の医療経済 山口大学 日野 啓輔ほか 202
第5章 ガイドライン
ガイドラインに基づいた治療戦略 東京大学 長谷川 潔ほか 212
座談会 肝癌治療の現況と展望
鹿児島大学 坪内 博仁 219
武蔵野赤十字病院 泉 並木
虎の門病院 池田 健次

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