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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 51 /内分泌5

乳 癌 (遠藤 登喜子 編集)



乳癌は、日本では女性のがんの中で最も多く、毎年約4万人が罹患し、約1万人が死亡しています。罹患率は体格の向上・食生活の高脂肪化に伴い増加傾向にあります。乳癌は他の癌と異なり自己発見率が70%以上もあり、自己検診による早期発見が可能です。しかし、触知できない小さな癌もあり良質なマンモグラフィ検診の普及が望まれます。確定診断のための生検は、傷や変形の少ない方法が開発され、また治療においては乳房温存療法が標準化しています。一方、アロマターゼ阻害薬や分子標的療法によって再発防止の選択肢も増えています。本書では概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で乳癌診療のすべてが分かる内容です。巻末の座談会では、乳癌診療の将来について熱く語られています。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

名古屋医療センター 遠藤 登喜子
第1章 概念・定義と疫学
最近の診断と治療 川崎医科大学 園尾 博司 9
疫学 愛知県がんセンター 黒石 哲生 29
第2章 病理・病態
乳房の解剖と乳癌の発生 松坂中央総合病院大学 石原 明徳 32
分類と特殊染色を用いた病理診断 名古屋医療センター 市原 周ほか 39
乳癌リスクが高い良性疾患 名古屋医療センター 森谷 鈴子 49
第3章 診断
マンモグラフィを用いたスクリーニング 中日病院 森田 孝子 58
超音波検査によるスクリーニングの展望 川崎医科大学 中島 一毅 80
精密検査としての画像診断 -MGとUS- 名古屋医療センター 遠藤 登喜子 98
精密検査としての画像診断 -MRIとCT- 癌研有明病院 五味 直哉 106
IVRを用いた診断の確定 愛知県がんセンター 水谷 三浩 118
センチネルリンパ節生検と腋窩郭清の省略 愛知県がんセンター 角田 伸行 127
術後の経過観察と再発の画像診断 筑波大学 植野 映 136
PET/CTの乳癌診療における役割 国立がんセンター 吉田 美和ほか 141
第4章 管理・治療
乳癌の治療法と選択基準 癌研有明病院 岩瀬 拓士 147
乳房温存治療の長期成績 九州大学 久保 真ほか 156
鏡視下乳房温存手術 京都府立医科大学 中嶋 啓雄ほか 166
内分泌治療薬の種類と現状 熊本大学 岩瀬 弘敬ほか 175
化学療法治療薬の種類と現状 名古屋大学 澤木 正孝 186
分子標的治療薬の現状 浜松オンコロジーセンター 渡辺 亨 194
熱凝固療法 和歌山県立医科大学 尾浦 正二 201
進行乳癌の治療アルゴリズム 京都大学 加藤 大典ほか 208
再発乳癌の治療アルゴリズム 愛知県がんセンター 山下 年成ほか 219
乳房再建術 国際医療福祉大学 酒井 成身ほか 228
医療経済 愛知医科大学 福富 隆志ほか 235
第5章 ガイドライン
乳癌治療のガイドライン 東北大学 渡部 剛ほか 240
座談会
乳癌の診断と治療の将来 癌研有明病院 岩瀬 拓士 248
愛知県がんセンター 岩田 広治
(司会) 名古屋医療センター 遠藤 登喜子

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