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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 53 /循環器8

二次性高血圧 (菊池 健次郎 編集)



二次性高血圧診断のポイントは、自覚症状および病歴を詳細に聴取すること、基礎疾患特有の臨床症状を見落とさないことです。早期に正確な診断がなされれば治癒するものも多いと言われています。治療では、腎をはじめ脳・心などの臓器保護のためにARB、ACEI、Ca拮抗薬、利尿薬、β遮断薬などを併用して厳格な降圧(130/80mmHg未満)を目指します。さらに、心筋梗塞、脳卒中などの発生を抑制するためにはスタチンによる脂質管理も重要です。
本書では概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で二次性高血圧診療のすべてが分かる内容です。巻末の座談会では、臨床医が注意すべきポイントについて具体的に語られています。
是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

旭川医科大学 菊池 健次郎
第1章 血圧の測定法・評価法と診断
血圧日内変動の評価法とその意義 自治医科大学 池本 智一 9
家庭血圧測定の重要性 東北大学 田中 宏治ほか 22
血圧計の国際規格:課題と展望 日本大学 久代 登志男 30
降圧目標設定の根拠と課題 済生会呉病院 松浦 秀夫 38
第2章 概念・疫学・病態・鑑別診断・治療
概念・分類 東京大学 安東 克之ほか 48
疫学 札幌医科大学 斎藤 重幸ほか 59
慢性腎臓病(CKD)と心血管病 名古屋大学 松尾 清一ほか 69
メタボリックシンドロームと二次性高血圧 京都大学 上嶋 健治ほか 77
高血圧の病態・心血管危険因子としてのレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の意義 京都府立医科大学 山田 浩之 84
鑑別診断の手順 大阪大学 楽木 宏美ほか 93
非薬物療法 国立循環器病センター 河野 雄平 101
薬物療法 獨協医科大学 松岡 博昭 109
二次性高血圧の診断・治療と医療経済 琉球大学 畔越 陽子ほか 115
第3章 各論
腎実質性高血圧
 1. 糸球体腎炎、慢性腎盂腎炎 名古屋市立大学 水野 晶紫ほか 122
 2. 糖尿病腎症 埼玉医科大学 片山 茂裕 128
腎血管性高血圧の診断と治療 旭川医科大学 藤野 貴行ほか 137
内分泌性高血圧
 1. 原発性アルドステロン症 東北大学 佐藤 文俊ほか 153
 2. 褐色細胞腫 横浜市立大学 安田 元ほか 163
 3. クッシング症候群 慶應義塾大学 柴田 洋孝ほか 169
 4. 甲状腺機能亢進症・低下症 愛媛大学 大蔵 隆文ほか 180
 5. チャネル異常と高血圧 熊本大学 北村 健一郎ほか 187
血管性・心臓性高血圧 久留米大学 甲斐 久史 197
妊娠誘発性高血圧 埼玉医科大学 鈴木 洋通 204
薬剤性高血圧 宮崎大学 北村 和雄 211
高血圧性緊急症 聖マリアンナ医科大学 鈴木 越ほか 218
第4章 我が国における大規模臨床試験の評価
Case-J 自治医科大学 島田 和幸 226
JATOS 東京大学 江頭 正人 233
Jikei heart study 東京都老人医療センター 桑島 巖 239
座談会
二次性高血圧診療のポイント 旭川医科大学 野 照夫 247
慶應義塾大学 猿田 享男
宮崎大学 江藤 胤尚

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