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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 54 /消化器8

膵炎・膵癌 (下瀬川 徹 編集)



 食生活の欧米化、特に高脂肪食化に伴い増加している疾患の1つです。発見が遅れやすい疾患ですが、血中生化学的マーカーの測定や超音波検査などの画像診断の進歩により診断率は飛躍的に向上しています。また、この分野ではガイドラインが充実しており診療の均てん化が進んでいます。しかし、膵癌による死亡者数を減らすまでには至っていないのが現状です。
 本書では膵炎を急性・慢性・自己免疫性に分け、膵癌と共にそれぞれの概念、疫学から最新の診断・治療法まで詳細に書かれており、これ一冊で膵炎・膵癌診療のすべてが分かる内容です。
 巻末の座談会では、それぞれのガイドラインや臨床診断基準の要点と問題点について話し合われています。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

東北大学 下瀬川 徹
第1章 急性膵炎
概念・定義、疫学 仙台医療センター 武田 和憲 9
病態生理 熊本大学 広田 昌彦ほか 16
診断 東北大学 佐藤 晃彦ほか 25
管理・治療・予後 近畿大学 竹山 宜典 35
医療経済 産業医科大学 木原 康之ほか 45
ガイドライン 帝京大学 吉田 雅博ほか 52
第2章 慢性膵炎
概念・定義と疫学 東京女子医科大学 大橋 美穂ほか 61
病理・病態生理 名古屋大学 石黒 洋ほか 73
診断 東北大学 正宗 淳ほか 80
内科治療・予後 九州大学 伊藤 鉄英 91
外科治療・予後 自治医科大学 佐田 尚宏 100
慢性膵炎診療ガイドライン 京都府立大学 片岡 慶正ほか 107
第3章 自己免疫性膵炎
概念・定義と疫学 高知大学 西森 功ほか 122
病理 倉敷中央病院 能登原 憲司 129
病態生理 都立駒込病院 神澤 輝実ほか 136
診断 関西医科大学 岡崎 和一ほか 142
管理・治療・予後 高知大学 西森 功ほか 151
第4章 膵癌
概念・定義と疫学 名古屋病院 金住 直人ほか 159
膵腫瘍の病理学的特徴 京都府立医科大学 樋野 陽子ほか 168
診断 手稲渓仁会病院大学 真口 宏介ほか 180
内科治療 国立がんセンター 奥坂 拓志ほか 189
外科治療 京都大学 土井 隆一郎 197
科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 九州大学 山口 幸二ほか 208
座談会
膵炎・膵癌の診療ガイドラインをめぐって 東北大学 下瀬川 徹 221
栗原市立栗原中央病院 小泉 勝
九州大学 山口 幸二

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