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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 62 /消化器9

アルコール性肝障害 (高後  裕 編集)



 一般市中病院でのアルコール性肝障害の診療は増加傾向にあります。中でも女性および高齢者のアルコール性肝障害の増加が社会問題となりつつあります。また、生活習慣病にアルコールがオーバーラップした状態も問題になっており、第一線病院でのアルコール性肝障害の診断・治療に関する知識は大変重要なものになってきています。なお、アルコール性肝障害は身体面だけではなく,精神的にも社会的にも問題になる疾患であり、全人的な医療を実現する場でもあると考えられています。
 本書では基礎から臨床までの最新情報が網羅されています。巻末の座談会では、アルコール性肝障害の患者を一人でも少なくしようと熱く議論されています。
 是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

旭川医科大学 高後  裕
第1章 アルコール性肝障害の概論・疫学
概念・定義・分類 旭川医科大学 高後  裕 9
疫学動向 永寿会総合病院 堀江 義則 16
第2章 アルコール代謝の生化学・遺伝
アルコール代謝の遺伝・生化学 慶應義塾大学 横山 裕一 25
アルコールと糖・脂質代謝 三重大学 岩佐 元雄ほか 34
アルコールと肝線維化 順天堂大学 池嶋 健一 41
アルコールと金属代謝 旭川医科大学 大竹 孝明 50
アルコールと薬物の相互作用 川崎医科大学 大熊 誠太郎 60
第3章 アルコール性肝障害の病理・病態生理
病理 東京女子医科大学 中野 雅行 69
病態生理と動物モデル 奈良県立医科大学 堤  幹宏 78
第4章 アルコール性肝障害の診断と治療
アルコール肝障害の検査・画像診断法 函館病院 大平 基之 85
飲酒習慣のバイオマーカー 千葉大学 野村 文夫 93
アルコール性脂肪肝の診断と治療 東海大学 白石 光一 102
アルコール性肝線維症の診断と治療 札幌医科大学 河野 豊ほか 110
アルコール性肝炎・重症アルコール性肝炎の診断と治療 奈良県立医科大学 福井 博 117
アルコール性肝硬変の診断と治療 岩手医科大学 及川 寛太ほか 125
ウイルス性肝炎へのアルコールの影響 山梨大学 井上 泰輔ほか 133
アルコールと肝癌 熊本大学 紙屋 康之ほか 141
アルコール性性肝障害と性差 徳島大学 清水 一郎 150
非アルコール性脂肪性肝炎とアルコール摂取 東京女子医科大学 谷合 麻紀子ほか 158
第5章 肝外症状の診断と治療
アルコール性膵障害 東北大学 下瀬川 徹 166
アルコール性心筋障害 旭川医科大学 坂本 央ほか 175
アルコールによる造血障害 旭川医科大学 鳥本 悦宏 183
消化管癌とアルコール摂取 久里浜アルコール症センター 横山 顕 190
第6章 アルコール性肝障害患者の管理
アルコール性肝障害患者のスクリーニングと管理 久里浜アルコール症センター 丸山 勝也 200
アルコール性肝障害の薬物療法と選択基準 慶應義塾大学 加藤 眞三 209
アルコール性肝障害管理の医療経済学 大阪大学 田倉 智之 216
第7章 ガイドライン
アルコール性肝障害の診断基準の見直しに向けて 金沢医科大学 高瀬 修二郎 228
座談会 アルコールと肝疾患
旭川医科大学 高後  裕 245
久里浜アルコール症センター 丸山 勝也
慶應義塾大学 加藤 眞三
金沢医科大学 高瀬 修二郎

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