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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 63 /血液7

血小板減少症・増多症 (池田 康夫 編集)



 血小板が減少すると小さな傷からでも出血を起し、さらに減少すると傷がなくても出血するようになります。原因には、白血病など産生不足によるもの、ゴーシェ病など脾臓に閉じ込められるもの、大量輸血など濃度が薄まるもの、各紫斑病など過剰に消費・破壊されるものなどがあります。
 反対に、血小板が多くなり過ぎると、凝固や出血の異常を来します。原発性と二次性のものがあり、二次性のうち薬剤性のものは薬剤使用の中止で治りますが、原病の治療との兼ね合いが問題になります。
 本書では総説、各論、トピックスと基礎から臨床まで詳しく解説しています。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

慶應義塾大学
池田 康夫
第1章 総説
血小板産生機構 慶應義塾大学
松原 由美子 9
トロンボポエチン/トロンボポエチン受容体 北海道大学 小田 淳 17
慢性骨髄増殖性疾患の分類 宮崎大学 幣 光太郎ほか 26
血小板減少症の診断 武蔵野赤十字病院 加藤 淳 35
血小板増加症の診断 NTT関東病院 浦部 晶夫 42
第2章 本態性血小板血症
病態・発症機序 久留米大学 岡村 孝 46
診断 日本医科大学 檀 和夫 53
出血・血栓合併症/血小板機能 市立岸和田市民病院 野村 昌作 59
治療 三重大学 田丸 智巳ほか 65
第3章 特発性血小板減少性紫斑
疫学 四天王寺国際仏教大学 倉田 義之 74
自己抗体産生機序 慶應義塾大学
桑名 正隆 81
臨床病態 埼玉医科大学 得平 道英 90
診断 広島国際大学 藤村 欣吾 98
治療 慶應義塾大学
宮川 義隆 106
第4章 血栓性血小板減少性紫斑病
疫学 奈良県立医科大学 松本 雅則 114
病態・病型分類 奈良県立医科大学 藤村 吉博 121
診断 国立循環器病センター 小亀 浩市 133
血栓性血小板減少性紫斑病/血栓性微小血管障害症(TTP/TMA)の治療 三重大学 和田 英夫ほか 141
第5章 先天性血小板減少症
May-Hegglin異常 名古屋医療センター 國島 伸治 149
Bernard-Soulier症候群 大阪大学 冨山 佳昭 158
その他の先天性血小板減少症 信州大学 石田 文宏 167
第6章 トピックス
人工血小板の開発 慶應義塾大学 半田 誠 175
iPS細胞からの血小板産生 東京大学 江藤 浩之ほか 182
血小板輸血と細菌感染(不活化も含めて) 福島県立医科大学 大戸 斉 190
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT) 国立循環器病センター 宮田 茂樹 198
薬剤起因性血小板減少症 東京医療センター 矢野 尊啓 206
偽性血小板減少症 慶應義塾大学 矢作 かおりほか 215
座談会
血小板をめぐる最新の話題 慶應義塾大学 池田 康夫 222
大阪大学 冨山 佳昭
慶應義塾大学 半田 誠

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