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最新医学別冊新しい診断と治療のABC 65 /免疫5

HIV感染症とAIDS (満屋 裕明 編集)



 マスコミによる報道が少なくなり、関心が薄れている疾患ですが、HIV感染症とAIDSは、いわゆるG7の中で日本は継続的に患者数が増え続けている国です。
 診断・治療法が確立し、“治療可能な慢性感染症”となりましたが、一方で迅速な薬剤開発、1年に何度もUpdateされる「治療法ガイドライン」など、目まぐるしい変転・進歩を遂げている領域でもあります。HIV感染症に気づかず、AIDSを発症して初めて受診する患者(いきなりエイズ)に対する一般臨床医の果たす役割も非常に大きなものがあります。
 巻末の座談会では、診断のコツから今後の課題まで熱心に語られています。
 座右の書として期待に応える内容の1冊です。是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

熊本大学
満屋 裕明
第1章 概念・定義と疫学
概念と定義 国立感染症研究所
山本 直樹ほか 9
HIV感染症とAIDSの疫学:世界と日本 国立感染症研究所 武部 豊 18
第2章 病理・病態生理
HIV-1感染の自然経過 東京大学 三浦 聡之 34
HIV-1感染症の病態生理 熊本大学 松下 修三 43
第3章 診断と症状・合併症
HIV感染症とAIDSの診断と指標 東京逓信病院 木村 哲 51
検査・画像所見 国立国際医療センター 塚田 訓久 60
日和見感染症 長崎大学 安岡 彰 67
HIV-1感染症における悪性腫瘍 熊本大学 岡田 誠治 78
HAV/HBV/HCVの重複感染 東京大学 四柳  宏ほか 88
HIV感染症の合併症 横浜市民病院 立川 夏夫 96
第4章 治療と管理・対応
HIV-1感染症とAIDS治療の基本戦略 国立国際医療センター 岡 慎一 113
抗HIV療法:いつ、どのように開始するか 大阪医療センター 白阪 琢磨 120
抗HIV療法:治療の失敗とサルベージ療法 東京医科大学 四本 美保子ほか 133
逆転写酵素阻害薬とプロテアーゼ阻害薬 鹿児島大学 馬場 昌範 141
インテグラーゼ阻害薬と侵入阻害薬 国立国際医療センター 潟永 博之 149
HAARTに見られる副作用とその対策 都立駒込病院 味澤 篤 156
薬剤耐性HIV-1発現と対応 国立感染症研究所 横幕 能行ほか 165
妊産婦とHIV-1感染、母子感染 東京都立大塚病院 岩田 みさ子ほか 172
HIV検査と検査相談体制 慶應義塾大学 加藤 真吾ほか 180
HIV-1感染予防と社会
-“複合予防”とWYSHプロジェクト-
京都大学 木原 雅子ほか 188
HIV陽性者へのサポートとNPO/NGO NPO法人 ぷれいす東京 池上 千寿子 195
第5章 トピックス
ワクチン開発とその課題
-国際エイズワクチン学会2009からの最新情報-
熊本大学 滝口 雅文 201
座談会
HIV感染症とAIDSの診療 熊本大学 満屋 裕明 209
東京逓信病院 木村 哲
国立国際医療センター 岡 慎一

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