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最新医学別冊新しい診断と治療のABC 65 /免疫5

HIV感染症とAIDS (改訂第2版) (満屋 裕明 編集)



 2013年末の世界のHIV感染者の推定中央値は3500万人と漸減傾向にはあるものの,サハラ砂漠以南では深刻な感染症であることには違いありません.また12月1日の世界エイズデーを前後して様々な啓発イベントが行われていますが,我が国のHIV感染者やAIDS患者は少ないながらも漸増傾向にあります.
 治療薬には従来からの逆転写酵素阻害薬やプロテアーゼ阻害薬に加え,インテグレース阻害薬や侵入阻害薬が加わり,さらに多剤併用療法や1日1回1錠によるアドヒアランスも向上し,HIV感染症は治療可能な慢性疾患と成りつつあります.その一方で悪性腫瘍や腎疾患などの合併症,HBV/HCVの重複感染など深刻な問題も出てきております.
 本誌では,HIV感染症とAIDSの概念・定義,疫学,病態,診断,治療について網羅しました.この分野の成書として是非ご一読ください.


論文題名

著者所属

著者名

国立国際医療研究センター/熊本大学
満屋 裕明
眼で見るHIV感染症とAIDS 国立国際医療研究センター/熊本大学
満屋 裕明
第1章 概念・定義と疫学
概念と定義 国立国際医療研究センター/熊本大学
満屋 裕明
HIV-1感染症とAIDSの疫学:世界と日本 慶應義塾大学 鎌倉 光宏
第2章 病理・病態生理
HIV-1のウイルス学 京都大学 佐藤 佳ほか
HIV感染症・AIDSの自然経過 熊本大f学 松下 修三
HIV感染症・AIDSの病態生理 大阪大学部生物病研究所 中山 英美ほか
第3章 診断と症状・合併症
HIV感染症・AIDSの臨床像と診断 東京医療保健大学 木村 哲
HIV感染症・AIDSの診断につながる検査・画像所見 国立国際医療研究センター病院 塚田 訓久
HIV感染症・AIDSにおける日和見感染症 市立大村市民病院 安岡 彰
HIV感染症・AIDSにおける悪性腫瘍 熊本大学 岡田 誠治
HIVと肝炎ウイルスとの重複感染症 東京大学 四柳 宏ほか
HIV-1感染症と合併症(腎疾患や骨代謝など) 横浜市立市民病院 立川 夏夫
第4章 治療と管理・対応
HIV感染症・AIDS治療の基本戦略 国立国際医療研究センター病院 岡 慎一
抗HIV-1療法:いつ,どのように開始するか 大阪医療センター 白阪 琢磨
抗HIV-1療法:治療の失敗とサルベージ療法 北海道大学 遠藤 知之
1日1回1錠による治療とそのインパクト 国立国際医療研究センター病院 菊池 嘉
抗HIV-1剤の作用機序とその特性
 1. 抗HIV-1剤開発の原理とアプローチ 熊本大学 青木 学ほか
 2. ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬 米国国立癌研究所 前田 賢次
 3. 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬 国立国際医療研究センター病院 潟永 博之
 4. プロテアーゼ阻害剤 熊本大街区 天野 将之ほか
 5. インテグラーゼ阻害薬 名古屋医療センター 横幕 能行
 6. 侵入阻害薬 鹿児島大学 馬場 昌範
抗HIV療法の副作用とその対策 豊島病院 味澤 篤
薬剤耐性HIV-1の発現と対応 名古屋医療センター 杉浦 亙
妊産婦とHIV-1感染,母子感染 国立成育医療研究センター病院 塚原 優己
HIV-1検査と検査相談体制 慶應義塾大学 加藤 真吾ほか
HIV陽性者へのサポートと NPO/NGO NPO法人ぷれいす東京 生島 嗣
第5章 トピックス
HIV-1感染症の“治癒”と“機能的治癒”に向けた努力 京都大学 白川 康太郎ほか
HIV-1ワクチン開発とその課題 北海道大学 志田 壽利ほか
HIV感染症治療へのアクセスと世界 熊本大学 青木 宏美ほか

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