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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 6 /消化器1

消化性潰瘍 消改訂第2版 (浅香 正博 編集)



 20世紀初頭まで胃がんと並んで致命率の高い疾患であった消化性潰瘍は,原因論や治療法の研究が進み,特に2000年11月から消化性潰瘍の原因菌の1つであるH.pyloriの除菌療法が保健適応となったことから,H.pylori由来消化性潰瘍は大幅に減少している.その一方で,心筋梗塞や脳卒中の予防に使われる低用量アスピリンや整形外科領域で使われる抗炎症薬などに由来するNSAIDs起因性消化性潰瘍の頻度が増大しており,消化性潰瘍の対策も新たな時代を迎えている.
 初版発刊から10年が経過し,この間の多くのエビデンスや各種ガイドラインの内容を盛り込み,消化性潰瘍の最終バージョンの教科書と言える内容です.
 明日からの診療にすぐ役立つ情報が満載しております.
 是非ご一読ください.

論文題名

著者所属

著者名

北海道大学 浅香 正博
眼で見る消化性潰瘍 北海道大学 加藤 元嗣
第1章 概論・疫学
総論 北海道大学 浅香 正博 15
疫学 愛知医科大学 菊地 正悟 26
第2章 病理・病態生理
病理 信州大学 太田 浩良ほか 32
病態生理
 1.胃酸分泌機構 埼玉医科大学 屋嘉比 康治 41
 2.胃粘膜防御機構 北里大学 中村 正彦ほか 53
病因
 1.Helicobacter pylori 弘前大学 下山 克 63
 2.非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) 獨協医科大学 平石 秀幸ほか 70
 3.低用量アスピリン 自治医科大学 佐藤 貴一ほか 78
 4.その他の病因 北海道大学 間部 克裕 84
第3章 診断
X線所見 社会保険滋賀病院 中島 滋美 92
内視鏡所見 大阪医科大学 太田 和寛ほか 103
超音波所見 川崎医科大学 今村 祐志ほか 110
胃がんとの鑑別診断 聖マリアンナ医科大学 安田 宏 119
第4章 管理・治療
管理・患者指導 札幌社会保険総合病院 吉田 純一 124
薬物療法・選択基準 日本医科大学 三宅 一昌ほか 128
治療薬剤
 1.プロトンポンプ阻害薬 浜松医科大学 古田 隆久ほか 135
 2.H2ブロッカー 順天堂大学 浅岡 大介 149
 3.H. pylori陽性潰瘍 杏林大学 土岐 真朗ほか 158
 4.非ステロイド性抗炎症薬由来潰瘍 筑波大学 鈴木 英雄ほか 165
 5.低用量アスピリン由来潰瘍 慶應義塾大学 鈴木 秀和ほか 172
内視鏡的治療(止血療法) 金沢大学 白枝 久和ほか 179
外科療法 東海大学 生越 喬二 186
第5章 ガイドライン
消化性潰瘍診療ガイドライン 藤田保健衛生大学 芳野 純治ほか 195
第6章 診療のトピックス
COX-2阻害薬使用にあたってのピットフォールとは? 三重大学 堀木 紀行ほか 203
非ステロイド性抗炎症薬(低用量アスピリンを含む)由来の小腸病変に対する治療および対策 東京医科大学 河合 隆ほか 213
消化性潰瘍治療薬の医療経済評価 国際医療福祉大学 池田 俊也 221
消化性潰瘍治療薬の知っておくべき副作用 大阪済生会野江病院 羽生 泰樹ほか 228
防御因子増強薬はどのようなケースに使用するのか? 川崎医科大学 塩谷 昭子ほか 236


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