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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 73 /内分泌6

内分泌性高血圧 (宮森 勇 編集)



 従来まれな疾患と考えられてきた内分泌性高血圧は,診療ガイドラインに準じて高血圧患者を診療すれば日常診療においても遭遇する機会は少なくなく,原発性アルドステロン症は高血圧患者の3〜10%に認められます.二次性高血圧である内分泌性高血圧は適正な治療選択により多くが治癒可能であり,成人人口の約30%を占める高血圧患者の数%でも治癒可能となれば医療費抑制に果たす効果も期待できます.
 本誌では最新の診療ガイドラインに基づき,内分泌性高血圧の概念・定義と疫学,病理・病態生理,診断・管理・治療について第一線の先生方に執筆頂きました.巻末の座談会では,内分泌性高血圧の最近の話題と治療の実際についても熱心に語られています.
 この分野の成書として是非ご一読ください.
   

論文題名

著者所属

著者名

福井大学 宮森 勇
図で見る内分泌性高血圧 福井大学 宮森 勇  
第1章 概念と病型分類
概論 福井大学 宮森 勇 13
分類 東北大学 伊藤 貞嘉 20
第2章 疫学
クッシング症候群とサブクリニカルクッシング症候群 九州大学 蛛@涼一ほか 28
原発性アルドステロン症 横浜労災病院 西川 哲男ほか 38
褐色細胞腫 京都医療センター 成瀬 光栄 46
先天性副腎皮質過形成:
11β-水酸化酵素欠損症と17α-水酸化酵素欠損症
旭川厚生病院 向井 徳男 53
第3章 副腎ホルモンの合成と分泌調節
コルチゾールの合成と分泌調節 慶應義塾大学 柴田 洋孝 61
アルドステロンの生合成 福井大学 宮森 勇 69
カテコラミン代謝 関西医科大学 橋 伯夫 79
第4章 病理・病態生理
内分泌性高血圧症(クッシング症候群,原発性アルドステロン症)の副腎皮質病理 東北大学 笹野 公伸 90
褐色細胞腫の病理 函館病院 木村 伯子 97
コルチゾールの心血管・代謝作用 金沢大学 武田 仁勇 108
アルドステロンの心血管・代謝作用 東京慈恵会医科大学 加藤 大介ほか 116
カテコールアミンの心血管・代謝作用 東京女子医科大学 田辺 晶代ほか 125
第5章 遺伝子の異常による内分泌性高血圧と類縁疾患
17α-水酸化酵素欠損症および11β-水酸化酵素欠損症 福岡大学 柳瀬 敏彦ほか 132
グルココルチコイド反応性アルドステロン症(GRA)およびAME症候群 川崎医科大学 宗 友厚 139
偽性アルドステロン症 武田病院 田村 尚久 147
第6章 診断基準・ガイドライン
クッシング症候群 弘前大学 照井 健ほか 155
原発性アルドステロン症 横浜労災病院 西川 哲男ほか 168
褐色細胞腫 京都医療センター 成瀬 光栄ほか 175
第7章 管理・画像診断・治療
クッシング症候群の内科的治療 浜松医科大学 沖 隆 181
副腎の手術:腹腔鏡下副腎摘除術 関西医科大学 福井 勝也ほか 189
原発性アルドステロン症の診断と治療に関する医療経済上の諸問題-高血圧前例でのアルドステロン症スクリーニングは医療コストを増加させるのか?- 横浜労災病院 大村 昌夫ほか 196
原発性アルドステロン症の手術適応と術後成績 東北大学 佐藤 文俊ほか 202
内分泌性高血圧症の副腎画像診断 自治医科大学 篠崎 健史ほか 208
座談会
内分泌性高血圧の最近の話題と治療の実際 京都医療センター 成瀬 光栄 215
東北大学 笹野 公伸
(司会) 福井大学 宮森 勇

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