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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 79 /血液9

悪性リンパ腫 (畠 清彦 編集)



 悪性リンパ腫は抗がん剤治療のもっとも奏効するがんの一つであり,2000年に分子標的薬のリツキシマブがB細胞リンパ腫の治療に導入され,奏効率や生存率は20%程度向上しました.現在,悪性リンパ腫の日本におけるがんの死亡順位は10位ですが,高齢化に伴い少しずつ疾病頻度は増加しており,今後さらに重要性が増す疾患です.
 本誌では,悪性リンパ腫の概念,病理,診断を始め,ゆっくりとした診療で大丈夫なリンパ腫から,一刻を争い抗がん剤治療を急がなければならないリンパ腫まで,わかりやすく項目を分けて解説しております.専門医はもとより,専門医以外の方でも読みやすい内容にまとめました.
 悪性リンパ腫の成書として是非ご一読ください.


論文題名

著者所属

著者名

がん研究会有明病院 畠 清彦
眼で見る悪性リンパ腫 がん研究会有明病院 照井 康仁
第1章 概念・定義と疫学
概念・定義 名古屋大学 加藤 省一 15
疫学 岡山大学 原田 舞ほか 25
第2章 病理・病態生理
病理 がん研究会有明病院 津山 直子 32
病態生理 島根大学 鈴宮 淳司 42
病因 関西医療大学 城 有美ほか  50
第3章 診断
診断 JR東京総合病院 杉本 耕一 60
検査所見 がん研究会有明病院 西村 倫子 69
画像所見 横浜市立大学 立石 宇貴秀 80
鑑別診断
 1.小腸リンパ腫 自治医科大学 坂本 博次ほか 90
 2.壊死性リンパ節炎 自治医科大学 森 政樹 98
第4章 管理・治療
HBVキャリア,再活性化予防の管理 名古屋市立大学 楠本 茂 105
悪心,嘔吐などの有害事象の管理 東京慈恵会医科大学 鈴木 一史 114
薬物療法・選択基準 愛知県がんセンター中央病院 木下 朝博 121
治療薬剤 
 1. 濾胞性リンパ腫 名古屋医療センター 永井 宏和 129
 2. びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 がん研究会有明病院 横山 雅大 138
 3. T細胞性リンパ腫 九州がんセンター 安部 康信 150
 4. NK細胞リンパ腫 聖マリアンナ医科大学 磯部 泰司 159
リンパ系腫瘍に対する自家造血幹細胞移植 岡山赤十字血液センター 池田 和眞 170
同種造血幹細胞移植 自治医科大学 神田 善伸 176
放射線療法 自治医科大学 村上 恵理ほか 188
ピロリ除菌と胃MALTリンパ腫 慶應義塾大学 岡田 佐知子ほか 193
悪性リンパ腫の組織型からみた経過・晩期毒性を含めた予後 栃木県がんセンター 和泉 透 198
医療経済 東京医科歯科大学 川渕 孝一ほか 206
第5章 ガイドライン
ガイドライン 名古屋第二赤十字病院 鈴木 達也 214

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