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最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 84 /血液10

多発性骨髄腫  (畠 清彦  編集)



 多発性骨髄腫の治療法は2000年以前まではMP療法,VAD療法,移植しか治療法がなく,肺炎などの感染症,腎不全,疾患の進行で死亡し,2年生存率は50%程でした.その後,サリドマイド,ボルテゾミブ,レナリドミドのプロテアソーム阻害薬が3剤承認され,単剤,2剤併用,3剤併用といった治療法の選択の幅も拡がり,更にビスホスホネート剤の登場によりQOLも改善し,慢性疾患になったともいえる状況です.
 本誌では,多発性骨髄腫の基本的な知識,病態や診断,新たな検査法,治療並びに新薬情報をまとめました.専門医はもとより,専門医以外の方でも読みやすい内容です.
 多発性骨髄腫の成書として是非ご一読ください.

論文題名

著者所属

著者名

がん研究会有明病院 畠 清彦
眼で見る多発性骨髄腫 がん研究会有明病院 照井 康仁
第1章 概念・定義・疫学
概念:MGUS, くすぶり型から症候型骨髄腫 徳島大学 安倍 正博 15
疫学 がん研究会有明病院 照井 康仁 24
第2章 病理・病態生理
病理 東京都健康長寿医療センター 津山 直子 31
病態生理 群馬大学 半田 寛 41
病因 東京都済生会中央病院 平尾 磨樹 48
第3章 診断
診断とCRAB,病期 埼玉医科大学 富川 武樹ほか 59
検査所見 がん研究会有明病院 西村 倫子 66
画像所見 横浜市立大学 立石 宇貴秀 74
鑑別診断,症候群 名古屋第二赤十字病院 青木 智広 83
アミロイドーシスと心臓合併症 日本赤十字社医療センター 塚田 信弘 95
第4章 管理・治療
末梢神経障害 自治医科大学 上田 真寿 104
血栓症の治療と管理 自治医科大学 窓岩 清治 113
骨病変とビスホスホネートの使用 京都府立医科大学 志村 勇治ほか 122
HBVキャリア、HCV, CMV対策 名古屋市立大学 楠本 茂ほか 129
移植適応例の治療戦略 東京慈恵会医科大学 鈴木 一史 138
移植非適応例の治療戦略 福岡大学 石塚 賢治 148
自家移植療法 千葉大学 中世古 知昭 156
放射線療法 順天堂大学 笹井 啓資 166
経過・予後 横浜市立大学 山崎 悦子 174
経口薬の服薬指導と管理 がん研究会有明病院 田瀬 徹 181
プロテアソーム阻害薬の新薬 日本医科大学 田村 秀人 192
IMiDの新薬 徳島県立中央病院 尾崎 修治 201
その他の新薬 大阪大学 柴山 浩彦 209
骨髄腫における二次がん 日本赤十字社医療センター 鈴木 憲史 217
抗体医薬に関する新薬の開発 国立がん研究センター 鈴木 達也 228
第5章 ガイドライン
ガイドライン 名古屋市立大学 飯田 真介 237

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血液1 血液疾患合併感染症(改訂第2版)
血液2 骨髄異形成症候群
血液3 慢性骨髄増殖性疾患
血液4 急性白血病(改訂第2版)
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血液6 静脈血栓症・肺塞栓症とDIC
血液7 血小板減少症・増加症
血液8 再生不良性貧血
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