目次

最新醫學別冊 診断と治療のABC 108 

特発性肺線維症とその周辺疾患  (吾妻 安良太 編集)


 
 最新醫學別冊 診断と治療ABC第8弾は「特発性肺線維症とその周辺疾患」です.

 予後不良の慢性・進行性疾患である特発性肺線維症(IPF)をはじめとした間質性肺炎は,原因も多岐にわたりその鑑別は非常に難しく,特に肺がんを合併したIPFでは治療による急性増悪も見られ,非常に予後不良の疾患です.一方,病態・生理学研究の進歩により慢性炎症期の治療薬も複数使えるようになり,更に2015年から,医療費助成制度の変更により早期の間質性肺炎でもこれらの高額な治療薬が使えるようになりました.
 本誌ではIPFの病理・病態生理から周辺疾患を含めた診断法,薬物療法や外科療法まで最新の話題を盛り込みました.IPFとその周辺疾患に関する成書です.
 是非ご一読ください.
 

論文題名

著者所属

著者名

序論 日本医科大学 吾妻 安良太
MAP:眼で見る特発性肺線維症とその周辺疾患 京都大学 半田 知宏 7
第1章 概念・定義と疫学
特発性肺線維症の概念・定義 東邦大学 杉野 圭史ほか 14
疫学 札幌医科大学 千葉 弘文ほか 23
第2章 IPFの病理・病態生理
特発性肺線維症の病理 長崎大学 石田 佳央理ほか 31
細胞生物学,分子病態 徳島大学 佐藤 正大ほか 42
血清マーカーの病態生理 高知大学 横山 彰仁 48
遺伝子関連病態論 埼玉医科大学 萩原 弘一 57
急性増悪 広島大学 大下 慎一郎 64
病態生理学的変化-呼吸生理の視点から- 東海大学 桑平 一郎 70
コラム:MUC5Bの病因論 -precision medicine vs. ethnic balance- 結核予防会 貫和 敏博 79
第3章 診断
診断の進め方 公立陶生病院 近藤 康博 81
身体・血液検査所見 日本医科大学 臼杵 二郎 89
IPF/UIPの画像 友仁山崎病院 髙橋 雅士ほか 97
気管支鏡検査 新潟大学 朝川 勝明ほか 107
周辺疾患の診断・管理
 1.気腫合併肺線維症 信州大学 花岡 正幸 113
 2.慢性過敏性肺炎 東京医科歯科大学 稲瀬 直彦 121
 3.膠原病性間質性肺炎 大阪医科大学 槇野 茂樹 127
 4.血管炎 国立病院機構相模原病院 木下 ありさほか 134
コラム:疾患概念の変遷はどこへ 自治医科大学 杉山 幸比古 141
第4章 管理・治療
管理・治療の目標 公立陶生病院 谷口 博之 143
薬物療法・選択基準
 1.ピルフェニドン 神奈川県立循環器呼吸器病センター 馬場 智尚ほか 157
 2.ニンテダニブ 近畿中央胸部疾患センター 井上 義一 164
 3.N-アセチルシステイン吸入療法 東邦大学 杉野 圭史 175
 4.ステロイド・免疫抑制薬 東京医科歯科大学 宮崎 泰成 185
急性増悪の管理・治療 東京都立広尾病院 猪俣 稔ほか 194
合併症・併存症の管理 虎の門病院 宮本 篤 202
間質性肺炎の呼吸リハビリテーション 東北大学 黒澤 一 212
間質性肺炎合併肺癌の治療
 1.外科療法 千葉大学 岩田 剛和ほか 220
 2.化学療法 虎の門病院 岸 一馬 227
経過・予後 杏林大学 滝澤 始 233
コラム:細胞老化とオートファジー 東京慈恵会医科大学 桑野 和善ほか 240
第5章 ガイドライン
IPF診療ガイドライン 自治医科大学 坂東 政司 242
認定基準の変更 東邦大学 坂本 晋ほか 249


別冊タイトル一覧に戻る

HOME