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最新醫學別冊 診断と治療のABC 111 

CKD  (倉林 正彦 編集)


 
 最新醫學別冊 診断と治療ABC第11弾は「CKD」です.

 腎機能の軽度な低下や軽度の蛋白尿を含む慢性腎臓病(CKD)は透析導入が必要な末期腎不全(ESRD)への進行のリスクである以上に,心筋梗塞,心不全,末梢動脈疾患あるいは脳卒中などの心血管疾患の危険因子として重要であるという考えが,この10年間で急速に広まってきました.住民健診で血清クレアチニン測定がほぼ必須項目になっているのはその一例ですが,いまだに十分な診療がなされているとは言えません.そのような背景もあり,本書では『心血管疾患リスクとしてのCKD』のいう観点から企画しました.
 本書では日常診療におけるCKDの早期発見と適切な管理・治療が実施できるよう,CKDの概念・定義,疫学から病理・病態生理,そして予防も含めた最新の診断・治療までまとめております.
 CKDに関する成書です.是非ご一読ください.

論文題名

著者所属

著者名

序論 群馬大学 倉林 正彦
MAP:眼で見るCKD 群馬大学 倉林 正彦
第1章 概念・定義と疫学
CKDの概念・定義と病期分類 福島労災病院 渡辺 毅
CKDの疫学 豊見城中央病院 井関 邦敏
心腎連関の概念 奈良県立医科大学 川上 利香ほか
第2章 病理・病態生理
病理 東京大学 藤乗 嗣泰
病態生理
 1.高血圧,レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系,酸化ストレス,炎症 川崎医科大学 柏原 直樹ほか
 2.骨・ミネラル代謝 東海大学 駒場 大峰ほか
 3.交感神経 香川大学 藤澤良秀ほか
 4.尿毒素 修文大学 丹羽 利充
 5.脂質異常症 群馬大学 倉林 正彦
 6.腎性貧血 東京大学 菅原 真衣ほか
 7.血管石灰化 東京大学 孫 輔卿ほか
 8.加齢と腎機能 徳島大学 長井 幸二郎
コラム:サーチュインとCKD 金沢医科大学 北田 宗弘ほか
第3章 診断
CKDの診断 筑波大学 山縣 邦弘
小児CKDの診断 東京都立小児総合医療センター 石倉 健司
コラム:FGF23と心房細動 大阪医科大学 宮村 昌利ほか
第4章 管理・治療
糖尿病性腎症の管理 旭川医科大学 羽田 勝計
高血圧の管理 東京大学 神保 りかほか
骨・ミネラル代謝異常の管理 和歌山県立医科大学 山本 脩人ほか
脂質異常症の管理 福岡大学 松永 彰
CKD患者の冠動脈疾患の管理 名古屋大学 石井 秀樹ほか
CKDを合併した心不全の管理 北海道大学 筒井 裕之
脳卒中の発症,再発予防 東京女子医科大学 北川 一夫
高齢CKD患者の管理 九州大学 鶴屋 和彦
造影剤腎症の病態と対策 奈良県立医科大学 瀬田 公一ほか
診療連携の効果と課題 名古屋大学 安田 宜成


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