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最新醫學別冊 診断と治療のABC 113 

慢性骨髄性白血病・骨髄増殖性腫瘍  (木村 文彦 編集)


 
 最新醫學別冊 診断と治療ABC第13弾は「慢性骨髄性白血病・骨髄増殖性腫瘍」です.

 骨髄増殖性腫瘍(MPN)である慢性骨髄性白血病(CML)は,9番染色体と22番染色体の相互転座であるフィラデルフィア(Ph)染色体が,未分化な造血幹細胞に形成されることによって発症しますが,慢性的に経過するため症状があらわれにくく,健康診断や他の病気の検査で偶然発見されることが多い病気です.現在はPh染色体上のBCR-ABL1チロシンキナーゼの阻害剤が相次いで開発され,奏功例では治癒が期待される状態になりつつあります.
 本誌ではCMLの病理・病態生理,診断,管理・治療について解説するとともに,CML以外のMPNである真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症などについてもまとめております.奏功例は血液専門医以外が診察する機会もこれから増えてきます.CML・MPNに関する成書です.是非ご一読ください.
 なお,巻末には2016年4月11日付BloodのFirst Edition Paperに発表になったMPNとCMLのWHO分類2016年改訂の概要を緊急掲載しました.

論文題名

著者所属

著者名

序論 防衛医科大学校 木村 文彦
MAP:眼で見る慢性骨髄性白血病・骨髄増殖性腫瘍 防衛医科大学校 木村 文彦
第1章 疾患概念と疫学
疾患概念とその変遷 東京医科大学 大屋敷 一馬
疫学 防衛医科大学校 小林 真一
第2章 病理・病態生理
慢性骨髄性白血病の病因と病態 東京医科大学 田内 哲三
真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症の病因と病態 順天堂大学 小松 則夫
その他の骨髄増殖性腫瘍の病因と病態 防衛医科大学校 佐藤 謙
病理所見 名古屋第一赤十字病院 伊藤 雅文
コラム:慢性骨髄性白血病における免疫の役割 防衛医科大学校 山村 武史 
第3章 診断
慢性骨髄性白血病の診断と病期分類 埼玉医科大学 髙橋 康之ほか
真性多血症・本態性血小板血症・原発性骨髄線維症の診断 大阪大学 織谷 健司
その他の骨髄増殖性腫瘍の診断 千葉大学 武内 正博ほか
コラム:チロシンキナーゼ阻害剤のPK/PD 秋田大学 三浦昌朋
第4章 管理・治療
慢性骨髄性白血病
 1.初発時リスク分類と治療効果モニタリング 岐阜大学 南谷 泰仁
 2.慢性期(初期治療薬の選択) 埼玉医科大学 得平 道英
 3.慢性期(治療薬の変更) 近畿大学 松村 到
 4.移行期・急性転化期 神戸大学 南 陽介
 5.チロシンキナーゼ阻害剤:特性の違い 佐賀大学 木村 晋也
 6.チロシンキナーゼ阻害剤:副作用のマネージメント 東京慈恵会医科大学 西脇 嘉一
 7.造血幹細胞移植の役割 北海道大学 近藤 健
 8.治癒への道程 秋田大学 野口 晋佐ほか
 9.幹細胞標的治療 広島大学 仲 一仁
骨髄増殖性腫瘍
 1.予後分類 日本医科大学 山口 博樹
 2.真性多血症 山梨大学 桐戸 敬太
 3.本態性血小板血症 三重大学 大石 晃嗣
 4.骨髄線維症の治療 宮﨑大学 亀田 拓郎ほか
 5.慢性好酸球性白血病・肥満細胞症 神戸大学 定 明子ほか
コラム:チロシンキナーゼ阻害剤離脱症候群 神戸大学 南 陽介
第5章 ガイドライン
慢性骨髄性白血病・骨髄増殖性腫瘍の診療ガイドライン 東京慈恵会医科大学 大場 理恵ほか
緊急報告:
WHO分類2016年版 防衛医科大学校 木村 文彦


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