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最新醫學別冊 診断と治療のABC 118 

全身性エリテマトーデス(SLE)  (田中 良哉 編集)


 
 最新醫學別冊 診断と治療ABC第18弾は「全身性エリテマトーデス」です.

 全身性エリテマトーデス(SLE)は代表的な全身性自己免疫疾患であり,疾患活動性に応じて血中に自己抗体が検出され,組織ではリンパ球の集積や免疫複合体による組織障害が生じる結果,皮膚,関節,腎,脳・神経,心,肺など全身の臓器に多彩な臨床症候を呈します.20~30歳代で発症し圧倒的に女性に多い疾患ですが,未だに副腎皮質ステロイドが治療の中心で,多くの患者さんはその副作用に悩まされてきました.一方,ゲノム研究などの進展により,免疫抑制薬が使えるようになり,生物学的製剤の治験も進行し,数年後には複数の薬剤が使用できるようになるようです.
 本誌ではSLEの病因・診断・治療・管理における最新情報を網羅しており,明日からの診療に役立つ内容です.
 是非ご一読ください.

論文題名

著者所属

著者名

序論 産業医科大学 田中 良哉
MAP:眼で見るSLE 産業医科大学 田中 良哉 7
第1章 概念・定義
概念・定義 京都大学 三森 経世 12
疫学・予後 東邦大学 亀田 秀人 18
第2章 成因・病態
病態生理 大阪大学 辻本 考平ほか 24
ヒトゲノム解析から見た全身性エリテマトーデスの病因 筑波大学 土屋 尚之 32
SLEの発症機序 桐蔭横浜大学 広瀬 幸子 44
コラム:全身性エリテマトーデスに対する新規治療薬の登場はまだか? 東京医科歯科大学 宮坂 信之 53
第3章 診断
診断 東京大学 久保 かなえほか 55
検査所見 日本医科大学 岳野 光洋ほか 65
画像所見 藤田保健衛生大学 西野 譲ほか 75
腎生検所見 群馬大学 廣村 桂樹ほか   85
鑑別診断 東京医科歯科大学 上阪 等 97
病型分類,亜型 長崎大学 一瀬 邦弘ほか 104
疾患活動性,重症度 筑波大学 住田 孝之 116
コラム:SLE研究こと始め:抗リンパ球自己抗体 NTT東日本札幌病院 小池 隆夫 130
第4章 管理・治療
SLEの管理と治療,治療選択基準について 慶應義塾大学 菊池 潤ほか 132
治療薬剤
 1.ステロイド 東邦大学 川合 眞一 142
 2.免疫抑制薬 東海大学 鈴木 康夫 153
 3.生物学的製剤 産業医科大学 中山田 真吾ほか 167
SLEにおける合併症の管理 埼玉医科大学 天野 宏一 176
アフェレシス,透析療法 順天堂大学 草生 真規雄ほか 184
誘因に対する管理・指導 兵庫医科大学 松井 聖ほか 190
妊娠・出産・授乳時の対応 国立成育医療研究センター 村島 温子 199
全身性エリテマトーデスと社会経済的費用 相馬中央病院 越智 小枝 206
重要な病態の管理と治療 
 1.神経精神SLE 北里大学 廣畑 俊成 214
 2.ループス腎炎 産業医科大学 齋藤 和義ほか 225
 3.抗リン脂質抗体症候群 北海道大学 大西 直樹ほか 235
コラム:氷山の一角 順天堂大学 髙崎 芳成 243
第6章 ガイドライン
ガイドライン 東京女子医科大学 針谷 正祥 245


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