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最新醫學別冊 診断と治療のABC 133 

悪性リンパ腫  (照井 康仁 編集)


 
 最新醫學別冊 診断と治療ABC第33回は「悪性リンパ腫」です.

 悪性リンパ腫はピロリ菌やEBウイルスなどの外来微生物,メトトレキサートや生物学的製剤などの医原性,造血幹細胞移植後などの免疫不全,自己免疫疾患や慢性炎症など,その発症には遺伝子異常が関与しており,染色体転座や遺伝子異常の集積によって多段階的に発症します.
 2017 年に改訂第4 版として刊行されたWHO 造血器腫瘍分類では病理学的アプローチと診断法や組織診の結果の内容が大きく変わりましたが,リンパ球系腫瘍の分類項目数は112 に増加したことで,全ての病理医が簡単に理解し,診断できる分類基準とは言い難くなっているのも事実です.
 本誌では代表的な悪性リンパ腫の分類・診断・治療法に関する最新の情報を分かりやすくまとめました.
 実臨床で患者さんの組織型に対して適切な治療を検討する際に役立つ情報が満載です.是非ご一読ください.


論文題名

著者所属

著者名

序論 がん研究会有明病院 照井 康仁
眼で見る悪性リンパ腫 がん研究会有明病院 照井 康仁 7
第1章 概念・定義と疫学
概念,定義 がん研究会有明病院 畠 清彦 12
疫学 島根大学 鈴宮 淳司ほか 16
第2章 病理・病態生理
病理 大阪市立大学 津山 直子ほか 27
病態生理 順天堂大学 新田 英昭ほか 35
病因 東京慈恵会医科大学附属柏病院 鈴木 一史 43
コラム:ウイルスとリンパ腫
-リンパ腫の発生に直接関与する3つのウイルス-
鹿児島大学 石塚 賢治 50
第3章 診断
診断 岩手医科大学 小宅 達郎 51
検査所見 聖マリアンナ医科大学 富田 直人 63
画像所見 がん研究会有明病院 小山 眞道ほか 71
鑑別診断
 1.慢性活動性EBV感染症 東京医科歯科大学 新井 文子 82
 2.免疫不全関連リンパ増殖性疾患 がん研究会有明病院 西村 倫子 90
コラム:抗CD20抗体の開発 虎の門病院 山本 豪 99
第4章 治療
Indolentリンパ腫における薬物治療による治療開始基準 大阪大学 柴山 浩彦 101
薬物療法の副作用管理 がん研究会有明病院 三嶋 裕子 109
治療薬剤
 1.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 名古屋医療センター 永井 宏和 118
 2.濾胞性リンパ腫 京都府立医科大学 清田 美希ほか 126
 3.マントル細胞リンパ腫 がん研究会有明病院 横山 雅大 134
 4.T細胞性リンパ腫( ATLLを含む) 岩手医科大学 伊藤 薫樹 142
自家移植 静岡県立静岡がんセンター 池田 宇次 149
同種移植 日本赤十字社医療センター 塚田 信弘   155
放射線療法 がん研究会有明病院 田口 千藏   169
組織型別の経過・予後 愛知県がんセンター中央病院 古川 勝也ほか 177
費用対効果の観点からみた悪性リンパ腫の治療選択 近畿大学 賴 晋也  187
コラム:慢性リンパ性白血病とBTK阻害薬 国立がん研究センター 南 陽介 194
第5章 ガイドライン
ガイドライン 国立がん研究センター 丸山 大 196


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