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最新醫學別冊 診断と治療のABC 142 

ウイルス性肝炎  (坂本 直哉 編集)


 
 最新醫學別冊 診断と治療ABC第42回は「ウイルス性肝炎」です.

 肝炎は肝臓に何らかの原因により炎症が惹起される状態であり,その主な原因の一つに肝炎ウイルス感染によるウイルス性肝炎があります.肝炎ウイルスにはA,B,C,D,E型肝炎ウイルスの5つが知られていますが, B型,C型肝炎ウイルスによる慢性肝疾患が,本邦においてかかわりの深いウイルス性肝炎であり,肝がんの主要なリスクファクターでもあります.
 近年の肝炎ウイルス研究の進展に伴い,数多くの新規薬剤が開発され,B型,C型肝炎の自然経過や予後が改善されてきています.
 本誌ではウイルス性肝炎の概念,疫学,分類,ウイルス性肝炎の発症機構,病理・組織分類,肝発がん機構や各種肝炎ウイルスマーカー,発がんリスクマーカーをはじめ,B型肝炎における核酸アナログ薬,C型肝炎における直接型抗ウイルス薬をはじめとした,最新の診断・治療法を網羅しております.ウイルス性肝炎に関する最新の情報を分かりやすくまとめました.
 是非ご一読ください.

論文題名

著者所属

著者名

北海道大学 坂本 直哉
眼で見るウイルス性肝炎 北海道大学 森川 賢一
第1章 概念・疫学
ウイルス性肝炎の概念と分類 北海道大学 須田 剛生ほか
ウイルス性肝炎の疫学 広島大学 田中 純子
第2章 病理・病態生理
肝炎ウイルスの種類 山梨大学 前川 伸哉
ウイルス性肝炎の発症機構 国立感染症研究センター 杉山 隆一ほか
ウイルス性肝炎の病理像と組織分類 慶應義塾大学 上野 彰久ほか
肝炎ウイルス関連肝がんのがんゲノム変異と発がん機構 東京医科歯科大学 朝比奈 靖浩
慢性肝炎・肝硬変の病態と自然経過 日本医科大学 厚川 正則
第3章 診断
血液生化学検査,肝炎ウイルスマーカー 手稲渓仁会病院 松居 剛志
腫瘍マーカーと線維化・発がんリスクマーカー 東京医科歯科大学 中川 美奈
画像所見:急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変 大垣市民病院 豊田 秀徳
第4章 B型肝炎
B型急性肝炎の疫学・自然経過 静山会清川病院 山田 典栄ほか
B型慢性肝炎・肝硬変の自然経過と予後 名古屋大学 石上 雅敏
治療ガイドライン 長崎医療センター 八橋 弘
核酸アナログ薬 虎の門病院 保坂 哲也
インターフェロン製剤 信州大学 松本 晶博
B型肝炎再活性化と対策 埼玉医科大学 中山 伸朗
コラム:B型肝炎完全排除を目指した薬剤の開発状況 名古屋市立大学 田中 靖人ほか
第5章 C型肝炎
C型急性肝炎 広島大学 今村 道雄
C型肝炎と糖脂質代謝 奈良県立医科大学 中西 啓祐ほか   
治療ガイドライン 虎の門病院 鈴木 文孝   
直接作用型抗ウイルス薬(DAA)による抗ウイルス療法 大阪大学 疋田 隼人
薬剤耐性変異と再治療 武蔵野赤十字病院 黒崎 雅之ほか
非代償性肝硬変の治療 大阪大学 竹原 徹郎
ウイルス排除と肝発がんリスク 千葉大学 加藤 直也
コラム:直接作用型抗ウイルス薬(DAA)治療とHBV再活性化 北海道大学 川岸 直樹
第6章  経口肝炎(A型、E型肝炎)
A型肝炎 日本大学 神田 達郎ほか
E型肝炎 手稲渓仁会病院 姜 貞憲
第7章 肝疾患診療と行政、病診連携
ウイルス性肝炎・肝硬変診療に関連する社会保障制度 国立国際医療研究センター 瀬戸山 博子
肝疾患診療連携拠点病院と地域的・全国的な肝炎診療連携ネットワーク 武蔵野赤十字病院 板倉 潤
B型肝炎母子感染防止対策 国立国際医療研究センター 正木 尚彦
コラム:ウイルス性肝炎の受検・受療に向けた取組み:肝炎医療コーディネーター 佐賀大学 磯田 広史ほか


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