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最新医学 60巻11号(通巻752号)

特集 最新の高脂血症治療とエビデンス



  「最新医学」11月特集は「最新の高脂血症治療とエビデンス」です。動脈硬化性疾患の成因に関しては種々の因子が知られています。なかでも高脂血症は血管壁に付着するコレステロールを供給するという意味や治療の有効性に基づく科学的根拠からその管理は最も重要と位置づけられています。しかし動脈硬化巣の進展は一様ではなく、そのリスクの重み付けもその病巣の段階で異なるのが現状です。高脂血症がもたらす動脈硬化について適切な対応を取るためには様々な危険因子の関わりをどのように評価すべきでしょうか?
 本特集では最新のエビデンスに基づき冠状動脈における不安定プラークの問題、末梢動脈硬化における血栓の特異性の問題、脳梗塞と頚動脈プラークの問題、更に高血圧症患者や糖尿病患者、老人、女性などそれぞれの症例に応じた高脂血症の最新治療情報などについて第一線の研究者が詳しく解説しています。更に動脈硬化の指標、診断方法(血管造影,IMT,CRP)や治療効果の判定についても臨床の最前線で活躍されている先生方が詳しく解説しています。  高脂血症治療のエビデンスを見直しその可能性を見つめ直す絶好の書です。是非ご一読下さい。

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論:高脂血症治療の臨床評価 日本医科大学 齋藤 康 2369
[アプローチ]
高脂血症治療のターゲットと今後の展望 筑波大学 山田 信博 2371
[総説]
高脂血症治療と冠動脈疾患 順天堂大学 大村 寛敏ほか 2378
高脂血症治療と大動脈・末梢動脈硬化 旭川医科大学 竹原 有史ほか 2389
高脂血症治療と脳梗塞予防 広島大学 松本 昌泰 2395
高血圧に伴う症例における高脂血症治療 東京大学 安東 克之ほか 2403
高脂血症治療による糖尿病の発症ならびに動脈硬化合併症への効果 筑波大学 曽根 博仁 2410
老年者の高脂血症治療のエビデンスと評価 杏林大学 神崎 恒一 2421
女性における高脂血症治療のエビデンスと評価 千葉県衛生研究所 天野 恵子 2427
家族性高コレステロール血症における高脂血症治療手段と現在の評価 金沢大学 野原  淳ほか 2438
高脂血症治療の評価法として考えるときの動脈硬化の診断法
 1. 血管造影 小倉記念病院 安藤 献児ほか 2449
 2. IMT 大阪大学 片山 直人ほか 2454
 3. CRP 自治医科大学 安  孝則ほか 2463
高脂血症治療の手段とその評価 帝京大学 竹中 英樹ほか 2470
エッセー  
解剖学者が見たミケランジェロの彫刻(23)
バンディーニのピエタとサン・ピエトロ大聖堂
金沢医科大学 篠原 治道 2480
対談
生活習慣病の現状と未来(第8回)
 日本人の肥満
京都大学 中尾 一和 2487

(聞き手)

女子栄養大学 香川 靖雄
トピックス
蛋白質のシトルリン化と病態 
東京都老人総合研究所 丸山 直記 2498
総説
抗カルボニックアンヒドラーゼ抗体
−その病的意義−
稲垣医院 稲垣 安紀ほか 2502

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