最新医学 62巻9号(通巻779号)
特集 膵炎-病態と治療指針-
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「最新医学」62巻9月特集は「膵炎-病態と治療指針-」です。 急性膵炎、慢性膵炎などの膵疾患は年々増加傾向にあり、最新の統計情報では一年間に急性膵炎は約35,000人、慢性膵炎は約45,000人が受診しています。しかしながらその的確な診断は大変難しく、またその治療も大部分が対症的な治療に限られているのが現状です。この他にも自己免疫性膵炎の概念が我が国の研究者によって提唱され国内では年間1700人(診断基準は満たさないが自己免疫性膵炎とみなされるものを含む)の患者が受診しています。 本特集では膵炎領域の研究・臨床における歴史的背景と進歩の中で、急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎のそれぞれの病態に関する理解を深め、問題点を整理し、臨床に役立てるために、発症機序や病態に関して最新の知見を中心として現在の考え方を第一線で活躍されている先生方が分り易く解説しています。 更にこれまで集積されたエビデンスに基づいた治療指針についても急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎それぞれについて詳しくご紹介頂きました。 膵炎の治療について広く理解を得るための啓蒙書として、またより分りやすい実践書として臨床の現場でお使い頂ける一冊となっております。是非ご一読下さい。 |
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論文題名 |
著者所属 |
著者名 |
通巻頁 |
|---|---|---|---|
| 序論 | 東北大学 | 下瀬川 徹 | 1831 |
| [アプローチ] | |||
| 膵炎研究の現状と問題点、課題 | 産業医科大学 | 大槻 眞 | 1833 |
| 急性膵炎 | |||
| 急性膵炎の発症機序とアルコールの影響 | 東北大学 | 佐藤 晃彦ほか | 1844 |
| 重症急性膵炎の早期合併症の発症機序と対策 | 神戸大学 | 上田 隆ほか | 1848 |
| 重症急性膵炎の後期合併症の発症機序と対策 | 近畿大学 | 竹山 宣典 | 1855 |
| 急性膵炎におけるSIRSとCARS | 熊本大学 | 廣田 昌彦ほか | 1866 |
| 急性膵炎の新しい重症度判定基準と治療指針 | 仙台医療センター | 武田 和徳 | 1874 |
| 慢性膵炎 | |||
| 慢性膵炎と遺伝子異常-膵炎発症の分子機構- | 東北大学 | 正宗 淳ほか | 1881 |
| 慢性膵炎の発症機序とCFTR | 名古屋大学 | 成瀬 達ほか | 1888 |
| 慢性膵炎における膵線維化機序と治療 | 東京女子医科大学 | 清水 京子 | 1895 |
| 慢性膵炎と膵癌 ー予後改善を目指した慢性膵炎の治療- |
産業医科大学 | 木原 康之ほか | 1901 |
| 自己免疫性膵炎 | |||
| 自己免疫性膵炎の発症機序と病態、治療指針 | 関西医科大学 | 岡崎 和一ほか | 1908 |
| 自己免疫性膵炎における自己抗体発現と 病態における意義 |
高知大学 | 西森 功ほか | 1914 |
| 自己免疫性膵炎におけるIgG4と補体系の役割 | 信州大学 | 川 茂幸ほか | 1919 |
| 自己免疫性膵炎の疾患モデルと免疫異常 -aky/aky雄性マウスを用いた病態の解明- |
昭和大学 | 吉田 仁ほか | 1925 |
| エッセー | |||
| 白血病医の御礼奉公(21) ブルガリアとルーマニア囲碁旅行 |
大阪府立成人病センター | 正岡 徹 | 1936 |
| 対談 | |||
| 脳とこころの科学と医療(第6回) 分子から脳機能は解明できるか? |
国立精神・神経研究所 | 高坂 新一 | 1940 |
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(聞き手) |
国立精神・神経センター | 金澤 一郎 | |
| トピックス | |||
| TFE3とメタボリックシンドローム | 筑波大学 | 中川 嘉ほか | 1946 |
| レフルノミド肺障害 | 都立駒込病院 | 猪熊 茂子 | 1952 |
| 総説 | |||
| 糖トランスポーターの調節とトラフィキング | 千葉科学大学 | 祐田 泰延 | 1957 |
| バイオマーカーとしてのナトリウム利尿ペプチド(BNP,N端−proBNP)と腎機能 | 滋賀医科大学 | 蔦本 尚慶ほか | 1967 |