最新医学 64巻3号(通巻801号)
特集 薬剤耐性菌-現状把握と診断・治療-
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「最新医学」64巻3月特集は「薬剤耐性菌-現状把握と診断・治療-」です。 抗菌薬は感染症に対する最も有効な手段の一つですが近年、様々な薬剤耐性菌が新たに出現し、多剤耐性を示す菌も増加傾向にあります。更に臓器移植や化学療法などに伴う日和見感染症や複雑性感染症も増加する傾向が認められる一方で、新しい抗菌薬の開発は遅々として進んでいません。 このように感染症診療を取り巻く現状は必ずしも楽観できる状況にはなく、時には深刻な場面に遭遇する事もあります。 更に感染症を専門としない医師にも臨床の現場では的確な薬剤耐性菌の診断・治療を求められるケースが少なくありません。 本特集では2部構成とし、前半では各診療科の領域においてどのような耐性菌感染を想定し対処すべきかについて各領域の専門医の先生方が詳しく解説しています。更に、後半では耐性菌が分離された場合について各種耐性菌の主な特徴について触れて頂くとともに、診断の要点や選択すべき抗菌薬について臨床の最前線で活躍されている先生方に解説して頂きました。 耐性菌とその感染症を取り巻く状況は時代と共に変化しています。本書は感染症の専門医はもちろんのこと各領域をご専門とされる先生方にも是非ともその御蔵書に加えて頂きたい一冊です。 |
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論文題名 |
著者所属 |
著者名 |
通巻頁 |
|---|---|---|---|
| 序論 | 東京医科大学 | 松本 哲哉 | 335 |
| [各種疾患における耐性菌の現状把握] | |||
| 市中呼吸器感染における耐性菌 | 長崎大学 | 蛹エ 克紀 | 336 |
| 尿路感染・性感染症(尿道炎)における耐性菌 | 岡山大学 | 門田 晃一 | 341 |
| 消化管感染における耐性菌 | 横浜市立病院 | 吉村 幸浩ほか | 346 |
| 髄膜炎における耐性菌 | 千葉大学 | 石和田 稔彦 | 354 |
| 外科領域感染症における耐性菌 | 広島大学 | 大毛 宏喜 | 361 |
| 医療関連感染における耐性菌 | 東京医科大学 | 松永 直久 | 367 |
| 耐性菌を作らない抗菌薬治療 | 神戸大学 | 岩田 健太郎 | 375 |
| [耐性菌別にみた診断と治療] | |||
| メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 | 市立堺病院 | 志水 太郎ほか | 380 |
| ペニシリン耐性肺炎球菌 | 奈良医科大学 | 笠原 敬ほか | 387 |
| アンピシリン耐性インフルエンザ菌 | 東京医療センター | 岩田 敏 | 393 |
| 緑膿菌(多剤耐性緑膿菌を含む) | 東北大学 | 平潟 洋一 | 404 |
| バンコマイシン耐性腸球菌 | 埼玉医科大学 | 光武 耕太郎 | 410 |
| 基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生菌 | 産業医科大学 | 村谷 哲郎 | 416 |
| メタロβラクタマーゼ産生菌 | 岡山大学 | 草野 展周 | 426 |
| マクロライド耐性肺炎マイコプラズマ | 札幌医科大学 | 田中 裕士 | 431 |
| 多剤耐性結核 | 結核予防会結核研究所 | 御手洗 聡 | 439 |
| エッセー | |||
| 学会の旅・留学の旅-私の呼吸器病学-(3) 韓国、シンガポール、マレーシア |
京都大学名誉教授 | 泉 孝英 | 446 |
| 対談 | |||
| 脳とこころの科学と医療(最終回) リハビリテーション医学の行方 |
国立身障者リハビリセンター | 江藤 文夫 | 449 |
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(聞き手) |
国立精神・神経センター | 金澤 一郎 | |
| トピックス | |||
| 神経変性疾患とTDP-43 | 東京都精神医学総合研究所 | 長谷川成人ほか | 455 |
| マイクロRNAと悪性造血器疾患 | 獨協医科大学 | 山形 哲也 | 462 |
| 症例 | |||
| クラミジア直腸炎の一例 | 昭和大学 | 小林 祥也ほか | 468 |