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最新医学 64巻3月増刊号(通巻802号)

特集 幹細胞研究の最近の進歩 (前篇)多能性幹細胞



「最新医学」64巻3月増刊号は「幹細胞研究の最近の進歩 (前篇)多能性幹細胞」です。

 2007年のヒトiPS細胞の樹立以来、さまざまな分野から注目を集める幹細胞研究の最前線を前・後篇2回に分けて紹介します。
 前篇では、ES細胞、幹細胞の多分化性・ゲノム・エピジェネティクス、iPS細胞を用いた再生医療などについて、研究の成果とともに今どのような研究がなされ、今後どのように進んでいくかを解説しています。また、文科省やマスコミの取り組みなどについても紹介しています。
 後篇の「組織幹細胞」では、生殖幹細胞、がん幹細胞を取り上げるとともに、発生と幹細胞、幹細胞ニッチ、クロマチン動態について具体的に解説し、さらに幹細胞の臨床応用の現状と展望について紹介しています。
 是非ご一読ください。

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
人工多能性(iPS)細胞研究の現況 京都大学 沖田 圭介ほか 487
[ES細胞]
研究の歴史 熊本大学 山村 研一 497
ヒトES細胞 京都大学 川瀬 栄八郎 507
ES細胞からの分化 熊本大学 江良 択実 517
[幹細胞の多分化性/シグナル]
多能性を規定する転写因子ネットワークの基本構造 理化学研究所 丹羽 仁史 527
 未分化性維持のシグナル
 1. LIF/STAT3経路など 金沢大学 小出  寛ほか 538
 2. MAPキナーゼシグナル伝達経路と多能性幹細胞 京都大学 山本 拓也ほか 548
細胞分化と核-細胞質間分子輸送システム 大阪大学 安原 徳子ほか 558
リプログラミングの過去と未来 京都大学 多田 高 568
精子幹細胞の多分化能とその医療応用への可能性 京都大学 篠原 美都ほか 581
幹細胞の可塑性と細胞分化 科学技術振興機構 岡林 浩嗣ほか 588
[幹細胞のゲノム/エピジェネティクス/染色体]
ゲノム解析 理化学研究所 長谷川由紀ほか 600
幹細胞制御因子としてのmicroRNA 慶應義塾大学 塩見 春彦 609
幹細胞におけるポリコーム群の機能 理化学研究所 古関 明彦 618
ポリコーム複合体による幹細胞制御 千葉大学 宮城  聡ほか 628
幹細胞へのヒト人工染色体導入-医学・薬学への応用- 鳥取大学 黒崎  創ほか 639
[iPS細胞を用いた再生医療実現化に向けて]
京都大学iPS細胞研究統合推進拠点の活動 京都大学 林  秀也 649
慶應義塾大学の活動 慶應義塾大学 岡野 栄之 659
東京大学の活動 ヒトiPS細胞等研究拠点整備事業 東京大学 江藤 浩之ほか 667
理化学研究所神戸研究所の活動
ヒト多能性幹細胞の分化誘導・移植の技術開発と技術支援のための総合拠点
理化学研究所 笹井 芳樹 675
理化学研究所筑波研究所の活動 幹細胞バンク 理化学研究所 中村 幸夫 688
[幹細胞研究の優れたツール、ソース]
細胞周期を時空的に可視化する技術 理化学研究所 阪上-沢野朝子ほか 698
レンチウイルスベクタ− 理化学研究所 三好 浩之 712
コモンマーモセット 九州大学 谷 憲三朗 723
[各界の取り組み]
幹細胞研究に対する文部科学省の取組み 文部科学省 菱山 豊 739
科学報道の難しさ-“iPS細胞”の事例から- 朝日新聞 竹石 涼子 747
生命倫理と幹細胞研究 文部科学省 野島 久美恵 761
iPS細胞研究の知財戦略 先端医療推進財団 山中 敦夫 777

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