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最新医学 65巻2号(通巻815号)

特集 動脈硬化症治療


 「最新医学」65巻2月特集は「動脈硬化治療」です。

  生活習慣病の蔓延とその難治症例の増加は血管合併症(心筋梗塞、脳卒中、失明、腎透析、壊疽など)による臓器障害を増加させます。更に心筋梗塞、脳卒中などの循環器疾患は日本人の主要死因となっていることから、血管合併症抑制のための治療戦略の構築が求められています。
 本特集では動脈硬化治療として5つの内科的治療(脳血管障害、虚血性心疾患、下肢動脈硬化症、遺伝子治療、血管再生治療)とそのEBM、4つの外科的治療(脳血管障害、虚血性心疾患、下肢動脈硬化症、大動脈瘤)とそのEBM、更に動脈硬化危険因子として脂質異常症、糖尿病、高血圧、血栓症の4つの疾患の治療とそれぞれのEBMについて国内の最前線で研究・治療に当たられている先生方に最新の知見のご解説をお願い致しました。
 ますます高齢化が進む我が国でより一層重要な疾患の一つとなる動脈硬化治療の最新情報について一般診療の現場でも診察される機会の多い臨床医の先生方やこれから専門医を目指す若い先生方に是非、ご覧頂きたい特集です。
 


論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 筑波大学 山田 信博 165
[アプローチ]
動脈硬化症性疾患予防のための臨床的アプローチ 帝京大学 寺本 民生 167
[内科的治療とそのEBM]
脳血管障害 広島大学 細見 直永ほか 174
虚血性心疾患 順天堂大学 廣瀬 邦章ほか 183
下肢動脈硬化症 東京医科歯科大学 内村 功 192
動脈硬化性疾患に対する遺伝子治療 千葉大学 森谷 純治ほか 200
細胞治療による血管再生治療のエビデンス 千葉大学 舘野 馨ほか 207
[外科的治療とそのEBM]
エビデンスに基づいた脳血管障害の外科治療 岡山大学 菱川 朋人ほか 214
虚血性心疾患 滋賀医科大学 木下 武ほか 219
下肢動脈硬化症 東京大学 岡本 宏之 228
大動脈瘤 筑波大学 榊原 謙 239
[動脈硬化危険因子の治療とそのEBM]
脂質異常症 自治医科大学 石橋 俊 242
糖尿病 筑波大学 鈴木 浩明 248
動脈硬化と高血圧 埼玉医科大学 鈴木 洋通 255
抗血栓療法 東京女子医科大学 赫 洋美ほか 262
エッセー  
学会の旅・留学の旅-私の呼吸器病学-
(13)
リスボン、東京、パサデナ、ロンドン、エッセン
京都大学名誉教授 泉  孝英 270
対談
血液および血液疾患を語る(第11回)
がん免疫療法の現状と将来
三重大学 珠玖 洋 273

(聞き手)

名古屋セントラル病院 齋藤 英彦
トピックス
関節炎における自己抗体の病因的意義 筑波大学 松本 功 280
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の診療ガイドライン 大阪市立大学 平田 一人 286
特報 第46回ベルツ賞受賞論文: 
自閉症ヒト型モデルマウスの開発 広島大学 内匠  透 294

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