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最新医学 65巻5号(通巻819号)

特集 膠原病 -病態への新たなアプローチと治療展開-


 「最新医学」65巻5月特集は「膠原病-病態への新たなアプローチと治療展開-」です。

 TNFを標的とした生物学的製剤の登場は関節リウマチ治療に大きなパラダイムシフトをもたらせました(小誌64巻5号参照)。その一方で、関節リウマチ以外の膠原病については未明な点も多くこれからの進展が期待される分野になっています。
 本特集では「関節リウマチ」、「全身性エリテマトーデス」、「シェーグレン症候群」、「全身性強皮症」、「多発性筋炎・皮膚筋炎」、「混合性結合組織病」、「血管炎症候群」、「ベーチェット病」それぞれの膠原病の治療戦略について国内屈指の専門家の先生方に詳しくご紹介頂きました。
 一方、免疫系の制御に重要な分子である「TNF」、「IL-6」、「JAK-3]それぞれの阻害薬について、またT細胞、B細胞自体の制御についても最前線の研究現場でご活躍されている先生方にご解説をお願いしました。
 一般診療でも遭遇する機会の多い膠原病の今後の展開について、専門医を目指す若い先生方は勿論のこと一般臨床医の先生方にもご満足頂ける内容となっております。 
 是非、お読み下さい。 
 

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 筑波大学 住田 孝之 953
[アプローチ]
膠原病にかかわる免疫細胞と免疫分子
-標的と制御のアプローチ-
筑波大学 住田 孝之 954
[膠原病の分子標的と制御へのアプローチ]
関節リウマチの分子標的と制御 筑波大学 松本 功 960
全身性エリテマトーデスの分子標的と制御 順天堂大学 崎 芳成 965
シェーグレン症候群の分子標的と制御 筑波大学 住田 孝之 973
全身性強皮症における分子標的療法 金沢大学 藤本 学 982
多発性筋炎・皮膚筋炎の分子標的と制御 東京医科歯科大学 上阪 等 987
混合性結合組織病における肺高血圧症治療とその分子標的 京都大学 藤井 隆夫 993
血管炎症候群の分子標的と制御 聖マリアンナ医科大学 尾崎 承一 999
ベーチェット病の分子標的と制御 北里大学 廣畑 俊成 1007
[新たな分子標的治療と新展開]
TNF-α 阻害剤 慶應義塾大学 亀田 秀人 1013
IL-6 阻害剤 和歌山県立医科大学 西本 憲弘 1019
Jak-3 阻害剤 東邦大学 川合 眞一 1024
T細胞標的療法 東京大学 渋谷美穂子ほか 1031
B細胞標的療法 産業医科大学 田中 良哉 1037
エッセー  
学会の旅・留学の旅-私の呼吸器病学-(17)
アナハイム、マイアミ・ビーチ、ボストン、ニューオリンズ
京都大学名誉教授 泉  孝英 1046
対談
血液および血液疾患を語る(第14回)
悪性リンパ腫はどこまで治るか?
名古屋医療センター 堀田 知光 1050

(聞き手)

名古屋セントラル病院 齋藤 英彦
トピックス
低用量アスピリンと消化管傷害 日本医科大学 坂本 長逸 1063
グルココルチコイドと筋萎縮 東京大学 田中 廣壽 1068
特報
2009年度井村臨床研究奨励賞受賞記念論文:
成人血管病における新規分泌シグナルNgalの診断的治療的意義
京都大学 森 潔 1074
症例
ピルフェニドン術前導入後に手術を施行したIPF合併肺癌の1例 千葉大学 吉田 成利ほか 1078

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