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最新医学 65巻8号(通巻823号)
特集 肺高血圧症の最新診療早わかり


 「最新医学」65巻8月特集は「肺高血圧症の最新診療早わかり」です。

  特発性肺動脈性肺高血圧症の罹患率は年間に人口100万人あたり2人で稀少疾患とされており、その有病率は難病登録の集計から類推すると100万人あたり10-20人となります。しかし、診断の進歩による発見率の向上と治療の進歩により、有病率は徐々に増加しています。
 一方で、新しい血管拡張薬の開発が相次ぎ、原発性を含む肺高血圧症の予後は大幅に改善してきています。
 本特集では、肺高血圧症の分類と鑑別診断法、肺高血圧症の疫学、問診と身体診察、胸部レントゲンと心電図、心エコー、右心カテーテル検査、エポプロステノール、ボセンタン、シルデフィル、併用療法、新しい治療薬、肺移植、慢性肺血栓塞栓症に関して国内の最前線でご活躍されている先生方に詳しくご解説頂きました。
 是非、多くの読者の先生方にご覧頂きたい内容です。

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 杏林大学 佐藤 徹 1697
[アプローチ]
「肺高血圧症の最新診療早わかり」オーバービュー 杏林大学 佐藤 徹 1698
[総説]
肺高血圧症の最新分類と鑑別診断の仕方 国立循環器病センター 中西 宣文 1704
肺高血圧症の疫学 千葉大学 笠原 靖紀ほか 1712
[診断法のエッセンス]
問診と身体診療の要点 阪和第二泉北病院 岡野 嘉明 1718
胸部X線と心電図からどこまで診断可能か 三重大学 萩原 義人ほか 1724
心エコー図検査での肺動脈圧ならびに右心不全の評価の注意点 名古屋市立大学 武田 裕ほか 1730
右心カテーテル検査の施行法、注意点、解釈の仕方 慶應義塾大学 田村 雄一 1736
[最新治療法のまとめ]
エポプロステノールの使用法、効果、副作用 杏林大学 片岡 雅晴ほか 1740
肺動脈性肺高血圧症に対するボセンタン治療 久留米大学 溝口 ミノリほか 1746
肺高血圧症症に対するシルデナフィルの有効性と安全性 浜松医科大学 渡邉 裕司ほか 1756
併用療法の施行法およびその効果 東京大学 波多野 将 1765
新しい治療薬の展望
-タダラフィル、アンブリセンタン、トレプロスチニル、イマチニブなど-
岡山医療センター 重歳 正尚 1772
肺移植の適応と成績 東北大学 岡田 克典ほか 1779
慢性肺血栓塞栓症に対する手術治療:適応と成績 藤田保健衛生大学 安藤 太三 1784
対談
血液および血液疾患を語る(第17回)
先天性凝固異常症から学ぶ
奈良県立医科大学 吉岡 章 1792

(聞き手)

名古屋セントラル病院 齋藤 英彦
トピックス
KCNQ1と2型糖尿病の疾患果樹性遺伝子 国立国際医療センター 安田 和基 1807
キメラ抗原受容体発現T細胞によるがんに対する養子免疫遺伝子療法 自治医科大学 塚原 智典 1813

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