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最新医学 66巻2号(通巻830号)
特集 自己免疫疾患
  
  -分子を標的としたトランスレーショナルリサーチ-


 「最新医学」66巻2月特集は「自己免疫疾患-分子を標的としたトランスレーショナルリサーチ-」です。

 関節リウマチ(RA)の治療として各種サイトカインに対する生物学的製剤が開発され既に大きな成果を上げていますが、更にT細胞、B細胞を中心とした免疫担当細胞の表面分子に対する生物学的製剤、細胞内のシグナルや機能分子を標的とした小分子薬なども次々と開発されています。
 しかしその一方で、RA以外の自己免疫疾患では残念ながら病態のコントロールが十分にできているとのコンセンサスには程遠い状況にあります。
 本特集では、現実に進行しつつある分子を標的とした自己免疫疾患の治療の現状と近未来をそれぞれの専門家にご解説頂き、次世代の自己免疫疾患の治療を展望して頂く事を目的として編集しています。
 これから専門医を目指す先生方はもちろんのこと、リウマチの患者を診察される機会の多い一般臨床医の先生方にも是非ご覧頂きたい内容です。
    

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論  東京大学 山本 一彦 195
[座談会]
次世代の自己免疫治療 慶應義塾大学 竹内 勤 197
   筑波大学 住田 孝之  
 (司会)  東京大学  山本 一彦  
[サイトカインを標的とした治療]
TNF 京都大学 湯川 尚一郎ほか 208
IL-6 光ヶ丘スペルマン病院 平林 泰彦 215
自己炎症疾患におけるIL-1阻害療法 鹿児島大学 武井 修治 221
IL-17を標的とした関節リウマチの治療 東京女子医科大学 八子 徹ほか 229
IL-12/23 NTT東日本関東病院 五十嵐 敦之 237
[細胞表面分子を標的とした治療]
CD20とCD22 産業医科大学 田中 良哉 244
CD28 東京医科歯科大学 上阪 等 252
BAFF/APRIL 独協医科大学 小端 哲二 258
LFA-1/ICAM-1 東京大学 門野 岳史ほか 267
スフィンゴシン1-リン酸受容体 田辺三菱製薬株式会社 千葉 健治 272
[細胞内シグナル分子を標的とした治療]
JAK 産業医科大学 山岡 邦宏ほか 279
転写制御因子IκBζを標的としたTh17細胞制御 東京医科歯科大学 岡本 一男ほか 287
免疫系におけるPI3K/Akt/mTORC1経路と今後の展望 慶應義塾大学 紅林 泰ほか 293
NF-κB 東京医科大学 澤田 哲治 298
トップランナーに聞く
(第2回)
人獣共通感染症の克服を目指して
北海道大学 高田 礼人 304
対談
血液および血液疾患を語る(第23回)
GPIアンカーと疾患
-発作性夜間血色素尿症を中心に
-
大阪大学 木下 タロウ 308

(聞き手)

名古屋セントラル病院 齋藤 英彦
トピックス
生体分子イメージングで見る肥満脂肪組織リモデリング,慢性炎症・免疫異常のかかわり 東京大学 西村 智ほか 320
特報
第47回ベルツ賞受賞論文:
心不全の病態解明と新規治療法の開発
慶應義塾大学 福田 恵一 326

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