目次
最新医学 66巻3号(通巻831号)
特集 がん幹細胞と支持細胞を標的とする薬剤の開発
![]() |
「最新医学」66巻3月特集は「がん幹細胞と支持細胞を標的とした薬剤の開発」です。 現在、がん細胞に直接作用する分子標的薬が多く開発されており、乳癌・肺癌・白血病など様々な診療の場で日常的に使われるようになっています。その一方で、それらの治療に抵抗性を示す症例や転移がんでの治療抵抗性などについての対応が必要となってきています。 今回の特集ではがんに対して深い寛解を目指したり,再発率をさらに低下するために必要な標的となるがん幹細胞や周辺細胞の分子・シグナルなどについて国内の最前線でご研究されている先生方に最新の成果・現況について詳しい解説をお願いしました。 これまでのがん細胞そのものを標的とした治療とは異なり、がんの再発・転移防止に向けての大変興味深い内容になっています。がんの研究・治療に携わる先生方は勿論のことこれからがんについて研究を始められる研究者の方々にもご覧頂きたい内容となっております。 |
|
論文題名 |
著者所属 |
著者名 |
通巻頁 |
|---|---|---|---|
| 序論-がん幹細胞:企画の意図- | 癌研究会化学療法センター | 畠 清彦 | 367 |
| [座談会] | |||
| がん幹細胞とそれを標的とする薬剤の開発 | 慶應義塾大学 | 佐谷 秀行 | 369 |
| 国立がん研究センター東病院 | 土井 俊彦 | ||
| (司会) | 癌研究会化学療法センター | 畠 清彦 | |
| [特集] | |||
| がん幹細胞に対する破骨細胞標的薬剤の役割-ビスホソホネート製剤、RANKL阻害薬- | 佐賀大学 | 久保田 寧ほか | 381 |
| がん幹細胞研究の動向と治療標的としての将来性 | 慶應義塾大学 | 清水 孝恒ほか | 387 |
| 乳がんのがん幹細胞様集団を標的とする薬剤の開発 | 京都大学 | 川口 展子ほか | 393 |
| 白血病細胞のMDR1/ABC トランスポーターを標的とする薬剤耐性克服薬 | 東京女子医科大学 | 泉二 登志子 | 401 |
| 白血病幹細胞を標的とする薬剤開発 -チロシンキナーゼ阻害薬を中心に- |
東京慈恵会医科大学 | 薄井 紀子 | 409 |
| Hedgehog阻害剤 -Smo受容体アンタゴニスト GDC-0449- |
国立がん研究センター東病院 | 土井 俊彦 | 417 |
| Notchシグナルとその阻害剤の開発 | 筑波大学 | 千葉 滋 | 424 |
| 骨髄腫幹細胞を標的とする薬剤 | 自治医科大学 | 古川 雄祐ほか | 432 |
| リンパ腫に対する分子標的薬 | 名古屋赤十字病院 | 小椋 美知則 | 441 |
| グリオーマ幹細胞 とTGFβ阻害薬剤の開発 | 東京大学 | 生島 弘彬ほか | 455 |
| [トピックス] | |||
| 循環血中がん細胞(CTC) | 大阪大学 | 西田 尚弘ほか | 461 |
| 末梢循環血管内皮細胞(CEC)と 末梢循環血管内皮前駆細胞(CEP) | 癌研究会化学療法センター | 松阪 諭 | 470 |
| がん幹細胞のマーカーとCancer Spheroid Complex | 癌研究会化学療法センター | 三嶋 雄二 | 477 |
| トップランナーに聞く | |||
| (第3回) RHo/Rhoキナーゼ研究による血管収縮機構の解明を目指して |
名古屋大学 | 天野 睦紀 | 486 |
| 対談 | |||
| 血液および血液疾患を語る(第24回) エイズの制圧を目指して |
熊本大学 | 満屋 裕明 | 490 |
|
(聞き手) |
名古屋セントラル病院 | 齋藤 英彦 | |
| トピックス | |||
| ARDS発生機序解明の新たな展開 -新興ウイルス感染症におけるARDSを中心に- | 秋田大学 | 今井 由美子 | 505 |
| 結核研究の新たな展開 -潜在性結核と結核菌:休眠現象の分子メカニズム- | 大阪市立大学 | 仁木満美子ほか | 511 |