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最新医学 66巻5号(通巻834号)
特集 中枢神経系感染症のUp to date


 「最新医学」66巻5月特集は「中枢神経系感染症のUp-To-Date」です。

 脳炎や髄膜炎などの中枢神経件感染症の多くは、初期治療が患者の転帰に大きく影響するneurological emergencyであり、時間単位の集中治療を要します。  我が国においても単純ヘルペス炎や細菌性髄膜炎の診療ガイドラインが諸学会から公表されていますが、現場においては診療に苦慮する場合も多くあります。
 本特集では、疾患の基礎的な病態、診療ガイドラインの問題点や限界、また各疾患における今後の課題といった視点から、国内の大家の先生方のみに限らず、最近新しい成果を上げておられる若い研究者の先生方にもご解説をお願致しました。
 実際の臨床の現場で診療される機会の多い先生方にこそ是非ご覧いただきたい内容となっております。
 

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論
-中枢神経系感染症の診療において、今後に望むもの-
 日本大学 亀井 聡
[座談会]
抗NMDA受容体脳炎における未解決の問題 信州大学 池田 修一 939
   静岡てんかん・神経医療センター 高橋 幸利  941
  北里大学 飯塚 高浩  
 (司会)  日本大学 亀井 聡  
[病態]
単純ヘルペス脳炎におけるHSV再活性化の機序 愛知県衛生研究所 皆川 洋子 953
HHV-6脳炎のメカニズムとその診断、治療
-サイトカインとウイルス直接侵襲の関与-
藤田保健衛生大学 河村 吉紀ほか 959
抗NMDA受容体脳炎に合併した卵巣奇形腫と正常卵巣におけるNMDA受容体の分布 市立岡谷病院 立花 直子ほか 967
抗NMDA受容体脳炎における最近の進歩 北里大学 飯塚 高浩ほか 973
[臨床]
単純ヘルペス脳炎の診断と治療 日本大学 森田 昭彦 984
結核性髄膜炎の最近の動向 日本大学 平良 直人 990
中枢神経系真菌感染症における最近の動向 国立感染症研究所 大野 秀明 997
細菌性髄膜炎におけるワクチン接種の意義と問題点 慶應義塾大学 岩田 敏 1005
新型インフルエンザ脳症の臨床像 岡山大学 山下 信子ほか 1015
亜急性硬化性全脳炎に対する治療の動向 福島県立医科大学 細矢 光亮 1020
プリオン病に対する治療法の開発 福岡大学 坪井 義夫 1025
プリオン病のサーベイランス 金沢大学 坂井 健二ほか 1032
橋本脳症-小脳失調症を中心に- 福井大学 松永 晶子ほか 1039
現代社会とうつ病
(第1回) 連載の開始にあたり 九州大学 神庭 重信 1046
臨床研究のススメ
(第2回) 
   臨床研究の推進に向けて
   
-総合科学技術会議連携施策群の取り組み-
住友病院 松澤 佑次 1054
トップランナーに聞く
(第5回)
自然免疫による腸管粘膜免疫系の制御機構の解明
大阪大学 竹田  潔 1049
トピックス
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)に対するエクリズマブ治療 大阪大学 山本 正樹 1058
新規制吐薬を用いたシスプラチンの外来治療 埼玉県立がんセンター 酒井 洋 1063
特報
2010年度井村臨床研究賞受賞記念論文:
糖尿病第血管症ハイリスク群の早期診断と発症予防
大阪大学 片上 直人 1069

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