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最新医学 67巻3号(通巻846号)

特集 がんの分子病理診断:免疫染色と遺伝子診断の進歩


 「最新医学」67巻3月特集は「がんの分子病理診断:免疫染色と遺伝子診断の進歩」です。

 近年、分子標的治療が日常のがん治療に用いられるようになってきましたが、その可否を判断するには標的となる分子の発現強度や、その基盤となっている遺伝子異常の有無を指標とした分子病理診断が必要となります。従って、がん治療の個別化のためには分子病理診断が重要と認識されるようになっています。
 本特集では、最近のがん分子病理診断の進歩を全身の臓器において俯瞰して頂けるよう国内の最前線でご活躍されている先生方に実際の病理診断の場で取り入れられているものを中心にその最新の成果についてご解説頂きました。
 がん診療の近未来を展望頂ける内容となっております。
         

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 東京大学 深山 正久 351
[座談会]
がんの分子病理診断 -現状と近未来- 国立がん研究センター中央病院 津田 均 353
愛知県がんセンター 谷田部 恭
 (司会) 東京大学 深山 正久
[本論]
乳癌 -HER2とトリプルネガティブ- 国立がん研究センター中央病院 小倉 拓也ほか 364
胃がん -分子標的HER2- 国立がん研究センター東病院 桑田 健 374
肺がん   
 1. EGFR 愛知県がんセンター 谷田部 恭 380
 2. ALK がん研究会がん研究所 竹内 賢吾 386
大腸がん 国立がん研究センター研究所 関根 茂樹ほか 393
肝細胞がんと分子病理診断 慶応義塾大学 辻川 華子ほか 400
胆・膵腫瘍の分子病理診断 金沢大学 佐々木 素子ほか 405
泌尿器腫瘍 奈良県立医科大学 小西 登ほか 413
甲状腺癌の遺伝子異常と分子病理診断 山梨大学 近藤 哲夫ほか 419
消化管間質性腫瘍(GIST) 兵庫医科大学 廣田 誠一 428
骨軟部腫瘍 九州大学 孝橋 賢一ほか 437
悪性リンパ腫 東海大学 中村 直哉 445
脳腫瘍の分子病理診断 東京大学 柴原 純二 451
小児腫瘍 国立成育医療研究センター 中澤 温子 457
現代社会とうつ病
第11回 「こころの風邪」はうつ病ではない 独協医科大学 井原 裕 464
臨床研究ノススメ
第11回 薬剤開発とomics
-先制医療、個別化医療、システム分子医学での薬剤開発-
東京医科歯科大学 田中 博 468
トップランナーに聞く
(第15回)
細胞運動を制御する新たなシグナル伝達機構の解明を目指す
名古屋大学 榎本 篤 474
トピックス
肺がんと炎症 徳島大学 埴淵 昌毅ほか  485
潰瘍性大腸炎・クローン病からのがん化 慶応義塾大学 三好 潤ほか 479

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