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最新医学 68巻2号(通巻860号)

特集 血管炎症候群 -新しい分類と名称-




「最新医学」68巻2月特集は「血管炎症候群‐新しい分類と名称‐」です。

 血管炎疾患はこれまで様々な視点から分類が試みられてきましたが、これまでの分類と名称の中心となっていたCHCC1994の改訂版である、2012 Revised International Chapel Hill Consensus Conference Nomenclature of Systemic Vasculitides (CHCC2012)が血管炎の疾患名称とその定義を決定することを目的として2013年1月に公表されました。
 このCHCC2012ではCHCC1994と比較して、特に細小血管の血管炎を中心に対象疾患が大幅に増しており、それぞれの分類項目や疾患定義が示されています。
 今回の特集では最新の定義に基づく血管炎についてそれぞれのエキスパートの先生方に詳しく解説して頂きました。また巻頭座談会では、CHCC2012の会議の様子や新たな定義による影響などについて詳しくお話頂いております。
 血管炎は内科のみならず皮膚科、小児科などあらゆる領域に対象とされる患者さんがいます。せひ多くの先生様にご覧いただきたい内容です。
  
               

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 聖マリアンナ医科大学 尾崎 承一 167
[座談会]
血管炎の新しい分類と名称 北里大学 勝岡 憲生 170
東邦大学 高橋 啓
(司会) 聖マリアンナ医科大学 尾崎 承一
[総説]
2012 Revised International Chapel Hill Consensus Conference Nomenclature of Vasculitides 東邦大学 高橋 啓ほか 180
[Small vessel vasculitis]
Upper Respiratory Tract Lesion of Granulomatosis with Polyangiitis(GPA)and Otitis Media with ANCA-associated Vasculitis(OMAAV) 旭川医科大学 原渕 保明ほか 187
Immune Complex Vasculitis
 1.Anti-GBM disease 筑波大学 山縣 邦弘 196
 2.Hypocomplementemic Urticarial Vasculitis (Anti-C1q Vasculitis) 自治医科大学 寺井 千尋 203
[Variable vessel vasculitis]
Behçet’s Disease 北里大学 廣畑 俊成 210
Cogan’s Syndrome 京都大学 藤井 隆夫 216
[Single organ vasculitis]
Cutaneous Small Vessel Vasculitis 和歌山県立医科大学 古川 福実 221
CNS Vasculitis 大分大学 平野 照之 228
[Vasculitis associated with systemic disease]
Rheumatoid Vasculitis 埼玉医科大学 天野 宏一 236
Lupus Vasculitis 順天堂大学 髙崎 芳成 241
Sarcoid Vasculitis 東京都済生会中央病院 陳 科榮 246
[Vasculitis associated with probable etiology]
Drug-induced ANCA-associated Vasculitis 杏林大学 有村 義宏  252
Vasculitis Related to HBV or HCV 近畿大学 南 康範ほか 259
現代社会とうつ病
第22回 治療について-抗うつ薬の適正使用- 東京女子医科大学 村岡 寛之ほか 264
トップランナーに聞く
(第26回)
核酸による自然免疫および獲得免疫の制御機構の研究と核酸アジュバントのワクチンへの応用研究
医薬基盤研究所 石井 健 269
ノーベル賞と医学の進歩・発展
(5) ビタミン発見の歴史 京都大学 糸川 嘉則 274
トピックス
最新のステロイド補充療法の考え方 川崎医科大学 宗 友厚 277
特報 第49回(2012年度)ベルツ賞受賞論文 
自己免疫疾患,天疱瘡の病態解明と臨床応用 慶應義塾大学 天谷 雅行 284

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