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最新医学 68巻10号(通巻871号)

特集
 
リンパ系腫瘍 —最新の病態解析と治療—


「最新医学」68巻10月特集は「リンパ系腫瘍-最新の病態解析と治療-」です。

 これまでリンパ系腫瘍は形態学を中心とした病理組織診断により病態解析研究が進んできましたが、近年のゲノム解析術の進歩により、より詳細な分子病態の解析や分類がなされるようになってきました。さらに分子標的治療薬の開発や、優れた大規模臨床試験が実施され、リンパ系腫瘍の最近の治療成績の向上は著しいものがあります。
 本特集では病態解析研究と治療法の進歩著しい悪性リンパ腫や多発性骨髄腫を中心にリンパ系腫瘍の最近の動向を、国内の第一線でご活躍されている気鋭の先生方にご解説頂きました。 また巻頭座談会でもリンパ系腫瘍の最新の病態解析研究や,治療法の進歩についてご討論頂きました。
 リンパ系腫瘍の基礎と臨床の最先端を詳しく解説した一冊です。ぜひ多く臨床家の先生方・研究者の方々にご覧いただきたい内容となっています。
                       

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 埼玉医科大学 木崎 昌弘 2273
[座談会]
リンパ系腫瘍 —最新の病態解析と治療— 名古屋市立大学 飯田 真介 2275
虎の門病院 伊豆津 宏二
(司会) 埼玉医科大学 木崎 昌弘
[特集]
濾胞性リンパ腫の分子病態 京都大学 岸本 渉ほか 2288
B細胞リンパ腫におけるゲノム・遺伝子解析研究の進歩 ヴュルツブルグ大学 百瀬 修二ほか 2293
ホジキンリンパ腫の分子病態と境界病変―古典から現代へ― 埼玉医科大学 東 守洋ほか 2302
成人T細胞白血病/リンパ腫の分子病態解析と治療の進歩 東京大学 渡邉 俊樹 2308
EBV 陽性リンパ腫の発症機構 東京医科歯科大学 新井 文子 2316
多発性骨髄腫におけるゲノム研究の進展 京都府立医科大学 谷脇 雅史ほか 2324
骨髄腫幹細胞とそのニッチ研究の進歩 慶應義塾大学 田久保 圭誉 2334
リンパ腫診療におけるinterim PET の意義 虎ノ門病院 伊豆津 宏二 2341
ベンダムスチンのリンパ系腫瘍に対する導入と今後の展望 国立がん研究センター中央病院 棟方 理ほか 2348
Rituximab era におけるB細胞リンパ腫に対する治療 愛知県がんセンター中央病院 木下 朝博 2358
T細胞リンパ腫に対する治療展開 島根大学 鈴宮 淳司ほか 2364
ホジキンリンパ腫に対する標準治療と新薬開発の現状 名古屋第二赤十字病院 小椋 美知則 2373
新規薬剤を用いた多発性骨髄腫治療の現状と展望 名古屋市立大学 飯田 真介 2381
現代社会とうつ病
(30) 特別な精神療法 (3)森田療法の応用 東京慈恵会医科大学 中村 敬 2394
トップランナーに聞く
(第34)
臨床現場に還元できる臨床研究・translational research を目指し
 順天堂大学大学 宿谷 威仁 2398
ノーベル賞と医学の進歩・発展
(13) 糖尿病治療の進歩 武田病院 葛谷 英嗣 2405
トピックス
下垂体偶発腫の診断と治療 東京労災病院 寺本 明 2410
抗EGFR 抗体医薬とマグネシウム異常 国立がん研究センター東病院 鳩貝 健ほか 2415

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