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最新醫學 69巻8号(通巻883号)

特集 動脈硬化:病態・診断・治療のUpdate
                       



「最新医学」69巻8月特集は「動脈硬化:病態・診断・治療のUpdate」です。


 動脈硬化は無症状で経過する期間が長く、特に心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病態が発症する何十年も前から進行していることが大きな特徴です。また動脈硬化には糖尿病や慢性腎臓病(CKD),脂質異常症,高血圧,メタボリックシンドローム(MetS)など様々なリスク因子が隠れており,最近ではそれらの役割や病態も明らかになってきました。
 本特集では動脈硬化の最新の知見について「病態」・「診断」・「治療」それぞれの面から国内屈指の研究者の先生方に詳しく解説頂きました。
 また巻頭座談会では我が国のオピニオンリーダーのお二人をお招きして糖尿病と動脈硬化の関係、LDL-C以外の残余リスク、血管石灰化のメカニズムなど最前線の研究成果について語っていただきました。さらに発表と同時に日本でも大きな話題となった「ACC/AHAガイドライン2013」のポイントと問題点、わが国の立場などについても非常に分かりやすくお話しいただきました。
 日常診療で診察される機会の多い動脈硬化の最新の研究成果がわかる一冊です。 

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 群馬大学 倉林 正彦 1619
[座談会]
動脈硬化:病態・診断・治療のUpdate 順天堂大学 代田 浩之 1622
神戸大学 平田 健一
(司会) 群馬大学 倉林 正彦
[病態解明のUpdate]
リポタンパク代謝と動脈硬化 
-動脈硬化惹起性リポタンパクの最新知見-
大阪大学 山下 静也 1633
AGE/RAGEと動脈硬化 久留米大学 山岸 昌一 1644
血管石灰化のメカニズム 大阪市立大学 塩井 淳 1650
脂肪酸結合タンパクと動脈硬化 札幌医科大学 古橋 眞人ほか 1658
[診断法のUpdate]
冠動脈CTの現状と展望 広島大学 山本 秀也ほか 1665
血管内エコーの有用性と今後の展望 岐阜大学 川崎 雅規 1673
血管内OCTの現状と展望 新宮市立医療センター 北端 宏規ほか 1681
血管内視鏡の現状と展望 大阪府警察病院 上田 恭敬 1691
PWV/ABIの現状と展望 東京医科大学 冨山 博史 1695
[治療法のUpdate]
薬物溶出性ステントの現状と展望 三井記念病院 田邉 健吾 1702
LDLコレステロール低下療法の現状と展望 金沢大学 川尻 剛照 1708
抗血小板治療の現状と展望 熊本大学 掃本 誠治ほか 1716
DPP-4阻害薬の抗動脈硬化作用 -現状と展望- 順天堂大学 三田 智也ほか 1724
現代社会とうつ病
(39) うつ病のBrain Stimulation療法 
    -経頭蓋磁気刺激(TMS)-
杏林大学 鬼頭 伸輔
トップランナーに聞く
(第44回) 難病 プリオン病に挑む -高感度異常型プリオンタンパク増幅法の開発とその応用- 長崎大学 新 竜一郎
ノーベル賞と医学の進歩・発展
(22) 神経学の発展:神経微細構造の曙 
    -ゴルジとカハール-
音羽会病院 中村 重信
トピックス
アディポネクチン受容体作動薬の開発 東京大学 山内 敏正ほか
特発性肺線維症(IPF)におけるオートファジー、マイトファジーの役割 東京慈恵会医科大学  原  弘道ほか  

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