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最新醫學 69巻11月増刊号(通巻887号)

特集 高血圧をめぐる最新の話題





「最新医学」69巻11月増刊号は「高血圧をめぐる最新の話題」です。


 現在,我が国の高血圧人口は約4,300万人と推定されており,脳卒中,心臓病,腎臓病などの強力な原因疾患となります.人間ドック学会から発表のあった高血圧基準により大きな混乱がありましたが,日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」を始め,各種専門学会や日本医学会としては140/90 mmHg以上を高血圧の基準としております.
 本誌では新しいガイドラインに則り高血圧の発症機序やレニン・アンジンオテンシン系といった基礎的内容と二次性高血圧を含めた臨床的内容について網羅しました.また巻頭には「高血圧は予防の時代に」と題した座談会を掲載し,高血圧の最新の話題から,予防という意味での減塩についてもご議論いただいております.長寿高齢化社会という時代を迎え,高血圧は社会的に大きな問題になっております.
 高血圧診療の成書として是非ご一読ください.
    

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 東北大学 伊藤 貞嘉 2203
[座談会]
高血圧は予防の時代に ~高血圧の基礎的・臨床的研究の流れから,今後を展望する~ 日下医院 日下 美穂 2205
香川大学 西山 成
横浜市立大学 梅村 敏
(司会) 東北大学 伊藤 貞嘉
[基礎]
血圧調節機序(圧-利尿曲線を含む) 東北大学 阿部 倫明 2230
食塩と高血圧 順天堂大学 長瀬 美樹 2240
腎血行動態 近畿大学 有馬 秀二 2253
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン(RAA)系
 1. 中枢神経系(プロ)レニン受容体 東京女子医科大学 市原 淳弘 2265
 2. ビッグアンジオテンシン-25:
   ヒト尿中の主要なアンジオテンシン関連ペプチド
宮崎大学 永田 さやかほか 2276
 3. 局所(脳・心血管・脂肪・腎)RA 系 香川大学 西山 成 2287
 4. ACE2 の役割と尿中 ACE2 排泄量の意義 札幌医科大学 古橋 眞人ほか 2296
交感神経系 九州大学 廣岡 良隆 2304
Liddle 症候群と偽性低アルドステロン症Ⅱ型 
-ユビキチン化障害が引き起す尿細管トランスポーターの機能異常-
東京医科歯科大学 森 雄太郎ほか 2314
脂肪細胞 東京医科歯科大学 吉本 貴宣ほか 2321
体内時計とアンジオテンシンⅡにより制御される新規アルドステロン合成酵素と高血圧 京都大学 岡村 均ほか 2329
[臨床]
高血圧の疫学 帝京大学 野村 恭子ほか 2341
血圧変動の意義 自治医科大学 星出 聡 2349
中心血行動態 東北大学 橋本 潤一郎 2359
高血圧と動脈の硬さ(血管弾性):最近の話題 東京医科大学 冨山 博史 2367
二次性高血圧
 1. 腎血管性高血圧 東北大学 鈴木 健弘ほか 2377
 2. 原発性アルドステロン症 東北大学 佐藤 文俊ほか 2389
 3. クッシング症候群 福岡大学 柳瀬 敏彦 2399
 4. 褐色細胞腫 京都医療センター 成瀬 光栄ほか 2410
心疾患を伴う高血圧治療:
『高血圧治療ガイドライン 2014』
旭川医科大学 小川 裕二ほか 2419
レニン・アンジオテンシン(RA)系阻害薬の臨床試験 川崎医科大学 柏原 直樹ほか 2428
高齢者高血圧の治療 大阪大学 杉本 研ほか 2440
減塩:減塩実現には減塩指導と環境づくり 日下医院 日下 美穂 2450
高血圧のカテーテルアブレーション治療:
その問題点と将来
旭労災病院 木村 玄次郎 2460
女性と高血圧 新潟大学 河野 恵美子ほか 2467

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