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最新医学 71巻10号(通巻915号)

特集 新たに難病指定された内分泌代謝疾患の臨床
                       



「最新医学」71巻10月特集は「新たに難病指定された内分泌代謝疾患の臨床」です。


 平成27年1月1日施行の新たな「難病の患者に対する医療等に関する法律」により,助成対象はこれまでの間脳下垂体疾患などの56疾患から「指定難病」として110疾患が選定され、平成27年7月には306疾患に拡大しました。
 新たに認定された「指定難病」の中には,甲状腺ホルモン受容体の異常である「甲状腺ホルモン不応症」や「下垂体TSH産生腫瘍」,さらに副腎の「アジソン病」などが加わりました。
 本特集では新たに難病指定された内分泌系の疾患についての最新の研究成果や新たな診断基準,重症度分類について国内の指導的立場におられる先生方に詳しくご解説頂きました。
 また巻頭座談会では指定難病の歴史から今回指定された疾患の現状や小児領域との橋渡しなど様々な問題についても議論いただきました。
 患者数は少ないもののわが国がその診療をリードしている内分泌系代謝疾患の現状と問題点についてぜひ本書を手にとってご覧ください。

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 ―新しい「難病法」と指定難病― 京都医療センター 島津 章 1897
[座談会]
我が国の内分泌代謝領域における指定難病の現状と今後 福岡大学 柳瀬 敏彦 1899
大阪大学 大薗 恵一
(司会) 京都医療センター 島津 章
[特集]
ADH 分泌異常症 名古屋大学 有馬 寛 1908
下垂体前葉機能低下症 高知大学 西山 充ほか 1913
甲状腺ホルモン不応症 群馬大学 石井 角保ほか 1920
副甲状腺機能低下症 徳島大学 福本 誠二 1925
偽性副甲状腺機能低下症 千葉県こども病院 皆川 真規 1930
ビタミンD抵抗性くる病/骨軟化症 箕面市立病院 山本 威久 1936
ビタミンD依存性くる病/骨軟化症 東京大学 北中 幸子 1943
低ホスファターゼ症 大阪大学 大薗 恵一 1949
先天性副腎皮質酵素欠損症 慶應義塾大学 志村 和浩ほか 1956
先天性副腎低形成症 自治医科大学 田島 敏広 1960
副腎皮質刺激ホルモン不応症 国立成育医療研究センター 勝又 規行 1965
アジソン病 福岡大学 柳瀬 敏彦 1969
脂肪萎縮症 京都大学. 日下部 徹ほか 1977
痛みのClinical neuroscience
(16) オピオイドがもたらす功罪 横浜市立大学 冨永 陽介ほか 1986
肉眼解剖学者がみたヒト大脳の立体構造
(19) 前・下方および内・外側からのアプローチ(1)
視床・前脳基底部・大脳基底核
―視床(視床枕・視床髄条・視床間橋),視床下部,尾状核,
後交連,前交連,被殼,大脳脚,四丘体(下丘),側坐核,
前脳基底部,腹側線条体,(マイネルトの)大細胞性基底核,腹側淡蒼球,グラチオレット管(再掲),黒質網様部,
レンズ核の外側髄板・内側髄板,淡蒼球の外節・内節―
金沢医科大学 篠原 治道 1990
トピックス
自然免疫賦活による難治性呼吸器感染症の制御 国立感染症研究所 中村 茂樹 1996
肺線維症におけるテトラスパニンCD151の役割と肺胞上皮のIntegrity 大阪大学 辻野 和之ほか 2004

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