最新医学 72巻2号

特集
「オートファジーと疾患」
     

・表紙をクリックすると目次をご覧になれます。
・2017年2月10日発行





特集
 「最新医学」72巻2号特集は「オートファジーと疾患」です。


  オートファジーが発見されてから半世紀以上経過した2016年に東京工業大学栄誉教授の大隅良典博士にノーベル生理学・医学賞が授与されました。  最近のノーベル賞は実用化または社会貢献があったものに贈られる傾向にありましたが、今回のオートファジー研究の受賞はオートファジーがこれから疾患の理解や人為的な制御に結びついていくことを期待されているからであり、その中で日本は論文の質の高さでは群を抜いており、オートファジー関連論文の被引用総数の上位7名まではすべて日本人とこの分野で世界をリードしています。
 本特集では、オートファジーと生理機能や疾患との関連について世界の最先端を進まれている先生方を中心に最新の研究成果についてご解説頂きました。
 また巻頭座談会では大隅先生の愛弟子であり本特集の企画者である水島昇先生に司会をお願いし水島先生とコンビで大隅先生の助さん角さんとも言われている大阪大学の吉森保先生、さらにオートファジー制御による神経変性疾患治療のため研究を世界に先駆けて進められている順天堂大学の服部信孝先生をゲストにお招きしてオートファジー研究の最新知見から現状の課題・将来展望までお話し頂きました。
 今回のノーベル賞受賞を契機に興味を持たれた読者の皆様にとってオートファジーを理解する手引きとして最適の一冊です。

連載
 痛みのClinical Neuroscience

 医師・看護師といった医療に従事されている方々や痛みで苦しんでおられる患者さん、一般の方を対象に「痛み」について歴史から分類・疫学・原因・治療方法などこれまでの研究成果のすべてを連載形式にてご紹介します。
 第20回は国立精神・神経両研究センター・堀越 勝 先生による「痛みの認知行動療法」です。

連載
 肉眼解剖学者がみたヒト大脳の立体構造

 金沢医科大学・篠原治道先生による誌面講義の第23回は「大脳半球内面からのアプローチ(2) 大脳半球外側壁の白質区画 大脳半球外側壁の分離、島葉壁内面のGAT(外包、島周囲束(仮称)、前障と下前頭後頭束・鈎状束、ジェンナリ線条)、前頭葉・頭頂葉壁内面のGAT、島葉の脳回・脳溝の配置」です。  
 開業医、研修医、専門医の方々にもご興味やご関心をもって頂けるような内容となっています。

連載
 ノーベル賞と医学の進歩・発展
 
 今回は都合により休載です


トピックス
 今回は都合により休載です


特報 第53回(2016年度)ベルツ賞受賞論文 1等賞
 宿主-腸内細菌叢相互作用  (理化学研究所・大野 博司 ほか)