最新医学 72巻7号

特集
「重症喘息 -基礎から臨床まで-」
     

・表紙をクリックすると目次をご覧になれます。
・2017年7月10日発行





特集
 「最新医学」72巻7号特集は「重症喘息 -基礎から臨床まで-」です。


吸入ステロイド薬療法が喘息の標準治療として確立し、ガイドラインを通じて普及したことで喘息患者のコントロールは著しく改善しましたが、標準治療ではコントロールできない重症喘息の患者さんが全体の5~10%程度残されており重要な臨床課題となっています。
 本特集では重症喘息の病型やバイオマーカー、重症化要因や周辺病態、更に1990年代に登場したロイコトリエン受容体拮抗薬以来長く画期的新薬がなかった喘息治療領域で開発が進んでいる抗体薬や新しい治療法など重症喘息の基礎から臨床までを国内の第一線でご活躍されている先生方に詳しくご解説して頂きました。
 また巻頭座談会では喫煙によって喘息と慢性閉塞性肺疾患の病態が合併したAsthma COPD Overlap Syndrome(ACOS)の詳しい解説、重症喘息診療の現状や治療の中で見過ごされがちなポイントなども分かり易くお話し頂きました。
 日常診療でも接することの多い喘息研究の最前情報を是非、本書を手に取ってお確かめ下さい。

連載
 痛みのClinical Neuroscience

 医師・看護師といった医療に従事されている方々や痛みで苦しんでおられる患者さん、一般の方を対象に「痛み」について歴史から分類・疫学・原因・治療方法などこれまでの研究成果のすべてを連載形式にてご紹介します。
 第25回は東京大学・住谷 昌彦 先生による「Sensori-motor integrationと痛みの慢性化」です。

連載
 ノーベル賞と医学の進歩・発展
 
 国立長寿医療研究センター・荒井 秀典 先生による「コレステロール代謝と関連疾患」です。


トピックス
 多発性内分泌腫瘍症のガイドラインの活用     (札幌医科大学・櫻井 晃洋)
 IgG4関連膵・胆管炎の疾患スペクトラム     (神戸大学・全 陽)

症例
 胆嚢摘出術後7年を経過し,下血で発症した横行結腸硬化性腸間膜炎の1切除例  (済生会野江病院・壷井 邦彦)