最新医学 72巻3号

特集
「ゲノム解析に基づき固形がん個別化治療」
     

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・2017年3月10日発行





特集
 「最新医学」72巻3号特集は「ゲノム解析に基づき固形がん個別化治療」です。


 2015年1月に米国のオバマ大統領は個別化医療実現に向けたプロジェクトである「Precision Medicine」の提案発表を行いました。
 Precision Medicineとは遺伝子情報,生活環境やライフスタイルにおける個々人の違いを考慮して疾病予防や治療を行うという新しい医療の考え方であり,患者を“特定の疾患にかかりやすい集団”に分類し,その集団ごとの治療法のみならず疾病予防を確立し提供していくものですが,費用対効果の観点でも従来の個別化治療であるPersonalized Medicineより優れていると考えられています.
 本特集では,固形がん個別化治療をベースとした臓器別治療の最新情報や実際の国内の臨床現場の現状,米国の状況などについて本領域の第一人者の先生方に詳しくご解説して頂きました.
 また巻頭座談会ではがん治療で国内のみならず世界をリードしている先生方をお招きしてがん個別化治療の歴史から現状や課題そして将来展望まで外科内科基礎の領域を超えて語って頂きました.
 これから大きく変貌するがん個別化治療を是非本誌を手に取ってお確かめ下さい。

連載
 痛みのClinical Neuroscience

 医師・看護師といった医療に従事されている方々や痛みで苦しんでおられる患者さん、一般の方を対象に「痛み」について歴史から分類・疫学・原因・治療方法などこれまでの研究成果のすべてを連載形式にてご紹介します。
 第21回は愛知医科大学・西原 真理 先生による「痛みを中心にした感覚情報処理と精神機能及びその障害」です。

連載
 肉眼解剖学者がみたヒト大脳の立体構造

 金沢医科大学・篠原治道先生による誌面講義の第24回「大脳半球内面からのアプローチ(3) 大脳半球外側壁の白質と灰白質の配置」です。
 2年にわたり掲載しました金沢医科大学名誉教授・篠原治道先生の誌面講義の最終回です。

連載
 ノーベル賞と医学の進歩・発展
 
 京都大学・前田道之先生による「がん遺伝子」です。


トピックス
 SGLT2阻害薬の最新の話題   (横浜市立大学・堀井 三儀)
 新規転写伸長制御因子Med26の腫瘍性疾患への関与  (北海道大学・高橋 秀尚)
 ロボットスーツHALによる神経難病のリハビリテーション  (国立病院機構新潟病院・遠藤 寿子)