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最新医学 73巻11号(通巻939号)

特集 悪性リンパ腫の最新分類と新規治療
                       



「最新医学」73巻11号特集は「悪性リンパ腫の最新分類と新規治療」です。


 我が国における最新の悪性リンパ腫の推定罹患数は約3万人と造血器腫瘍の中で最も頻度が高い疾患ですが,発生する場所がリンパ節に限られているわけではなく一般内科を含む様々な診療科で遭遇する機会がある疾患です。  ところが悪性リンパ腫とは正確には複数の疾患の集合体でありリンパ球由来の悪性腫瘍という共通点以外は、病理学的・細胞生物学的特徴や臨床像更に治療反応性や予後も多様なことから最新のWHO分類では100種類近い疾患が悪性リンパ腫に含まれています。
 更に近年の診断技術や治療薬開発の進展により悪性リンパ腫の診療は血液専門医以外の医師のみならずリンパ腫を専門としない血液内科医にとっても難解になっています。
 今回の特集では代表的な悪性リンパ腫の最新の研究成果と長足の進歩を遂げている新規治療薬について国内の最前線でご活躍されている先生方に詳しく解説して頂きました。
 更に巻頭鼎談では基礎研究で得られた成果を新しい臨床試験に応用されている先生方をゲストに迎えて悪性リンパ腫診療の現状とこれからの展開について解り易くお話し頂きました。
 高齢化社会を迎え、益々患者数の増加が懸念される悪性リンパ腫について血液専門医との連携のタイミングを決めるきっかけになる一冊として是非、ご覧下さい。

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 国立がん研究センター 伊豆津 宏二
[鼎談]
これからの悪性リンパ腫の診療と臨床研究 筑波大学 坂田 麻美子
九州大学 加藤 光次
(司会) 国立がん研究センター 伊豆津 宏二
【注目の疾患】
DLBCLの分子病態とそれに基づく細分類 岡山大学 遠西 大輔
Double hit lymphoma 聖マリアンナ医科大学 富田 直人
原発性マクログロブリン血症/リンパ形質細胞性リンパ腫 国立病院機構災害医療センター 関口 直宏
原発性中枢神経びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 杏林大学 永根 基雄
血管免疫芽球性T細胞リンパ腫・濾胞ヘルパーT細胞リンパ腫 筑波大学 坂田 麻実子
【注目の新薬】
BTK阻害薬 九州大学 加藤 光次
PI3K阻害薬 九州医療センター 崔 日承
EZH2阻害薬 国立がん研究センター 福原 傑
BCL2阻害薬 虎の門病院 山本 豪
ALK阻害薬 名古屋医療センター 永井 宏和
免疫チェックポイント阻害薬 京都大学 錦織 桃子
Polatuzumab vedotin (抗CD79b抗体薬物複合体) 東北大学 福原 規子
新規抗CD20抗体・リツキシマブバイオシミラー 東海大学 大間知 謙
CAR-T細胞療法 国立がん研究センター 蒔田 真一
トピックス
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非結核性抗酸菌症の最新の知見 慶應義塾大学 長谷川 直樹
高尿酸血症治療のUpdate 金沢大学 篠崎 康文

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