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最新医学 74巻3号(通巻945号)

特集 人工知能(AI)の医療分野への応用と解決すべき問題点
                       



「最新医学」74巻3号特集は「人工知能の医療分野への応用と解決すべき問題点」です。


 「人工知能は大量の知識データに対して、高度な推論を的確に行うことを目指したものである(日本人工知能学会設立趣意書)」とされ現在はマーケティングや気象予想などあらゆる領域での応用されており医学領域はAI最も期待されてる分野の一つです。
 人工知能の歴史は古く1956年にはJ.McCarthyにより“ArtificialIntelligence(人工知能)”という言葉が使われています。その後、2度のブームを経て2016年にAIの囲碁プログラム「AlphaGo」が韓国のプロ棋士に勝利したことは記憶に新しいところです。
 今回の特集では、病院システムや創薬などにおけるAI技術の応用、更にFDAではすでに認定されているAIによる病理や放射線画像診断の最前線,さらには各疾患領域でのAI技術の応用に加えて「医師国家試験を自動回答するAIプログラム」といった興味深いテーマについて最先端でご活躍されている先生方に詳しくご解説頂きました。
 また巻頭鼎談では日本の医療とAI研究を牽引するお二人をゲストにお迎えし我が国の医療分野における人工知能研究の現状と展望、人材育成などについて忌憚のないお話を伺いました。
 これから先の医療・医学を展望するうえで欠かすことのできないプレーヤとなった医療分野における人工知能研究の最前線をぜひお確かめ下さい。

論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 慶應義塾大学 洪 繁
[鼎談]
AIの医療分野への応用と解決すべき問題点 がん研究会 中村 祐輔
理化学研究所 杉山 将
(司会) 慶應義塾大学 洪 繁
【総説】
ビッグデータとAIの医療への応用 名古屋大学 森 健策
AI技術のがんゲノム医療分野への応用と解決すべき問題点 株式会社テンクー 西村 邦裕
機械学習とこれからの医療技術への展開 理化学研究所 杉山 将
病院のIT化とAI医療への課題 名古屋大学 白鳥 義宗
AIによる医療画像のコンピュータ支援診断 東京工業大学 清水 昭伸
AIによる創薬 東京医科歯科大学 田中 博
ビッグデータ創薬 京都大学 奥野 恭史
循環器疾患の診断・治療におけるAIの活用 大阪大学 澤 芳樹
AI解析技術を用いた統合的ながん医療システムの開発と解決すべき問題点 国立がん研究所 浜本 隆二
医師国家試験を自動回答するAIプログラムの開発2.0 慶應義塾大学 榊原 康文
画像診断のためのディープラーニング活用:
特に米国と中国での実用化について
東京慈恵会医科大学 中田 典生
機械学習など先端技術を活用した精神神経疾患の診断重要度評価 慶應義塾大学 深田 恭助
病理画像のAI解析 理化学研究所 山本 陽一朗
放射線領域のAI 慶應義塾大学 橋本 正弘
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