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政府は医療の競争力強化の司令塔として日本版NIHを創設し,iPS細胞を始めとした再生医療,創薬など最新の医療技術に日本の復活を懸けています.しかし根幹をなす本邦の臨床研究は危機的状況にあると言われています.
臨床研究の在り方や方法論に踏み込んだ1冊です.
書名 |
臨床研究のススメ |
監修 |
京都大学名誉教授
井 村 裕 夫 |
定価 |
本体 1,800 円 +税 |
発行年月日 |
2014年2月 |
頁数 |
221頁 |
ISBN |
978-4-914909-55-0 |
分類コード |
C3047 |
目次 |
目次
はじめに
1.臨床研究とは何か,今なぜそれが必要なのか
─ 我が国の臨床研究の問題点─
2.臨床研究の推進に向けて
─ 総合科学技術会議連携施策群の取り組み─
3.医療疫学研究の新しい流れ
─「科学のための科学」から「医療*のための科学」の時代へ─
訂正
「医学のための科学」となっていました。お詫びして訂正致します。
4.我が国の臨床研究の特徴と改善の方向性
5.コホート研究─久山町スタディの最近の成果─
6.臨床試験における統計学
7.〔座談会〕未来の医学と臨床研究
8.臨床医学研究の勧め
9.マイクロドース臨床試験を活用した
革新的創薬技術の開発:我が国の経験
10.分子イメージング活用創薬
11.薬剤開発とオミックス
─先制医療,個別化医療,システム分子医学での薬剤開発
12.薬剤疫学の課題と展望
13.国際共同治験,我が国の課題
14.医薬品の後期臨床試験:その問題点と今後
15.大規模な市販後臨床試験の意義
16.抗がん剤の臨床試験
17.医薬品の安全性評価とレギュラトリーサイエンス
18.比較有効性研究
19.再生医療における臨床試験のあり方
20.医療機器の開発と臨床試験
21.我が国の臨床研究の将来─今何をなすべきか─
略 語
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