長く循環器専門医として勤務、中でも運動負荷試験という専門性の高い領域で活躍されてきた著者が、心電図全般についてすべての医療従事者を対象とした本書を執筆いただきました。

 タイトルのとおり、ビギナーから専門医まで、レベルは高いが読みやすく、この1冊で十分対応可能な書籍であることが本書のコンセプトです。是非ご一読ください。

書名  ビギナーのための心電図便利帳
 エキスパートも使える完全マスターへの1冊
編者  上嶋 健治
 京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター
 EBM推進部 教授
定価 本体 4,000 円 +税
発行年月日 2016年4月
ISBN 978-4-914909-60-4
分類コード C3047
目 次 ビギナーのための心電図便利帳

第1章 心電図とは 13
  1-1 心電図の記録 ★★★★ 14
   1-1-1 記録紙への記録 14
   1-1-2 記録の約束 ★★★ 15
   1-1-3 心電図の誘導 ★★ 16
   1-1-3-1 四肢の双極誘導と単極誘導合 ★★★ 16
   1-1-3-2 胸部単極誘導 ★★★ 18
  1-2 美しい心電図の記録方法 ★★★ 20
第2章 心電図波形 23
  2-1 P波からU波までが表わすもの ★★★★ 24
  2-2 各波形間の間隔が表わすもの ★★★★ 24
第3章 心臓の電気的位置 27
  3-1 電気軸 ★★★ 27
   3-1-1 電気軸の基礎 ★ 28
   3-1-2 電気軸の応用 ★★★ 29
  3-2 移行帯 ★★★ 30
   3-2-1 移行帯の応用 ★★★ 32
第4章 脈の整・不整と心拍数 35
  4-1 脈の整・不整 ★★★★ 35
  4-2 心拍数 ★★★★ 35
第5章 肥大 39
  5-1 心房の負荷(肥大) ★★ 39
  5-2 心室の肥大 42
   5-2-1 右室肥大 ★★★ 43
   5-2-2 左室肥大 ★★★★ 44
  5-3 低電位差 ★★ 47
第6章 脚ブロック 51
  6-1 右脚ブロック ★★★★ 51
  6-2 左脚ブロック ★★★★ 53

  6-3 束枝ブロック ★★ 55
  6-4 2束ブロック ★★★ 57
  6-5 特殊な脚ブロック ★ 57
  6-6 ブルガダ症候群(特発性心室細動) ★★★ 59
第7章 異常調律(結滞を生じる不整脈) 63
  7-1 刺激伝導系 ★★★ 63
  7-2 異常調律の色々 65
   7-2-1 期外収縮 ★★★★ 65
   7-2-2 心房性期外収縮 ★★★★ 66
   7-2-3 房室結節性期外収縮 ★★★ 67
   7-2-4 上室性期外収縮 ★★★★ 68
   7-2-5 特殊な上室性期外収縮 68
    7-2-5-1 非伝導性(心室興奮を伴わない)上室性期外収縮 ★★★ 68
    7-2-5-2 変行伝導を伴う上室性期外収縮 ★★★ 69
  7-3 心室性期外収縮 ★★★★ 70
  7-4 期外収縮の連発と頻発 ★★ 71
  7-5 期外収縮と連結期・休止期・不応期 ★★ 73
  7-6 期外収縮と自覚症状 ★ 74
  7-7 副収縮(副調律) ★ 75
  7-8 補充収縮 ★★★ 75
  7-9 心ブロック ★★★★ 76
第8章 異常調律(上室性の頻拍性不整脈) 79
  8-1 洞性頻脈 ★ 79
  8-2 上室性頻拍症 ★★★★ 80
   8-2-1 異所性の自動能亢進による上室性頻拍症 ★★ 81
   8-2-2 回帰(リエントリー)による上室性頻拍症 ★★★ 81
    8-2-2-1 洞結節回帰性頻拍 ★★ 82
    8-2-2-2 心房内回帰性頻拍 ★★ 82
    8-2-2-3 房室結節回帰性頻拍(AVNRT) ★★★ 82
    8-2-2-4 房室回帰性頻拍(AVRT) ★★★ 84
   8-2-3 その他の特殊な上室頻拍 87
    8-2-3-1 反復性発作性上室頻拍 ★ 87
    8-2-3-2 房室ブロック合併心房頻拍 ★★ 88
    8-2-3-3 変行伝導を伴った上室性頻拍 ★★★ 89
第9章 異常調律(心室性の頻拍性不整脈) 91
  9-1 単形性心室頻拍 ★★★★91
  9-2 特殊な心室頻拍 92
   9-2-1 倒錯型心室頻拍(torsades de pointes:twisting of the points)★★★ 92
   9-2-2 特発性心室頻拍 ★★ 93
   9-2-3 頻脈性心室固有調律 ★★★ 95
  9-3 幅の広いQRS型頻拍(wide QRS tachycardia)の鑑別 ★★★96
  9-4 心室細動(ventricular fibrillation) ★★★★ 97
第10章 異常調律(徐脈性の異常調律とペースメーカ) 101
  10-1 洞機能不全症候群(Sick Sinus Syndrome: SSS)★★★★ 101
  10-2 その他の徐脈性の洞性異常調律 ★★ 102
  10-3 房室ブロック(Atrioventricular block : AV block) 103
   10-3-1 1度房室ブロック ★★★★ 103
   10-3-2 2度房室ブロック ★★★★ 104
   10-3-3 3度房室ブロック(完全房室ブロック) ★★★★ 106
   10-3-4 房室解離(atrioventricular dissociation) ★★ 107
  10-4 ペースメーカ調律の心電図 ★ 108
第11章 異常調律(変動する調律) 113
  11-1 心房細動(atrial fibrillation) ★★★★ 113
  11-2 心房粗動(atrial flutter) ★★★★ 118
  11-3 移動性ペースメーカ(wondering pacemaker) ★ 120
第12章 特殊な伝導 121
  12-1 早期興奮症候群(pre-excitation syndrome) 121
   12-1-1 WPW(Wolff-Parkinson-White)症候群 ★★★★ 121
   12-1-2 LGL(Lown-Ganong-Levine)症候群 ★★ 125
  12-2 異所性上室調律 ★ 125
第13章 狭心症 127
  13-1 心筋虚血時のST部分の変化 127
   13-1-1 ST低下 ★★★★ 127
   13-1-2 ST上昇 ★★★★ 129
  13-2 心筋虚血時のU波の変化 ★★★ 131
  13-3 心筋虚血時のQRS波の変化 ★ 132
  13-4 不整脈の出現 ★ 133
第14章 心筋梗塞 135
  14-1 心筋梗塞の心電図の時間経過とその変化 135
   14-1-1 超急性期変化(図14-1A) ★★★★ 135
   14-1-2 急性期変化(図14-1B) ★★★★ 136
   14-1-3 亜急性期変化(図14-1C)★★★★ 137
   14-1-4 陳旧性期・慢性期変化(図14-1D・E) ★★★★ 137
  14-2 梗塞部位と心電図変化 138
   14-2-1 前壁梗塞・中隔梗塞 ★★★★ 138
   14-2-2 側壁梗塞・高位側壁梗塞 ★★★★ 141
   14-2-3 下壁梗塞 ★★★★ 141
   14-2-4 後壁梗塞 ★★★★ 142
   14-2-5 右室梗塞 ★★ 142
   14-2-6 非Q波(形成)梗塞・非貫壁性梗塞・心内膜下梗塞 ★★ 144
  14-3 ST上昇の機序 ★★ 144
  14-4 異常Q波形成の機序 ★★ 145
  14-5 T波の特徴 ★★★ 145
  14-6 左脚ブロックを合併した心筋梗塞症 ★★★ 146
第15章 その他の病態と心電図 149
  15-1 急性心筋炎・心外膜炎 ★★★ 149
  15-2 慢性収縮性心膜炎 ★ 150
  15-3 心筋症 150
   15-3-1 肥大型心筋症 ★★★ 150
   15-3-2 拡張型心筋症 ★★ 151
  15-4 急性肺血栓塞栓症 ★★★ 151
  15-5 慢性閉塞性肺疾患・気管支喘息 ★★★ 152
  15-6 電解質異常 153
   15-6-1 高カリウム血症(高マグネシウム血症) ★★★ 153
   15-6-2 低カリウム血症(低マグネシウム血症) ★★★ 155
   15-6-3 高カルシウム血症 ★ 156
   15-6-4 低カルシウム血症 ★★ 156
  15-7 右胸心の心電図 ★ 156
  15-8 小児の心電図 ★★ 157
  15-9 高齢者の心電図 ★ 157
第16章 その他の心電図とミネソタコード 159
  16-1 運動負荷心電図 ★★★★ 159
  16-2 ホルター心電図 ★★★★ 160
  16-3 イベント心電図 ★★ 161
  16-4 体表面心電図 ★ 164
  16-5 加算平均心電図 ★ 162
  16-6 ミネソタコード ★★ 163
第17章 心電図の読み方と練習問題 173
  練習問題(基礎編) 178
    解答(基礎編) 189
  練習問題(実力編) 194
    解答(実力編) 202

索引 207